特許
J-GLOBAL ID:200903010661655195
光コネクタの清掃治具内蔵キャップ
発明者:
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出願人/特許権者:
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代理人 (1件):
中村 稔 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077439
公開番号(公開出願番号):特開平7-287142
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【構成】 キャップは、光ファイバフェルールを有する光コネクタの相手コネクタとの嵌合部に結合される構造を有していて、清掃シートを前端面に有した清掃治具を内蔵している。清掃治具の清掃シートは、着脱可能なカバーによって覆われている。カバーは、回転シャッター式カバーともされうる。このキャップは、光コネクタの嵌合部の防水用キャップとしても構成されうる。【効果】 キャップに清掃治具を内蔵した構造としたため、治具の携帯という煩わしさがなくなる。清掃時における光ファイバフェルール端面と清掃シートとの接触位置が一定となり、光ファイバフェルールの端面に対する清掃シートの押圧力を一定とすることができ、作業者による個人差のない安定な清掃を行なうことができる。
請求項(抜粋):
光ファイバフェルールを有する光コネクタの相手コネクタとの嵌合部に装着されるキャップであって、前記光コネクタの嵌合部に結合される外筒部と、該外筒部内にて該外筒部の軸の周りに回転し且つその軸の方向に移動しうるように取り付けられた清掃治具と、該清掃治具の前記光コネクタの前記光ファイバフェルールに面する側の端面に設けられた清掃部材と、該清掃部材の清掃面を覆うための着脱自在のカバーとを備えており、前記清掃治具と前記外筒部との間には、前記カバーを装着したままでこのキャップを前記光コネクタの嵌合部に装着したときに前記カバーが前記光コネクタの前記光ファイバフェルールの端面に接触し得ない後退位置から、前記カバーを外してこのキャップを前記光コネクタの嵌合部に装着したときに前記清掃部材の清掃面が前記光コネクタの前記光ファイバフェルールの端面に接触しうる前進位置へと前記清掃治具を軸方向において偏移させるための偏移手段が設けられており、前記清掃治具には、前記清掃部材の清掃面が前記光コネクタの前記光ファイバフェルールの端面に接触した状態においてこの清掃治具を前記外筒部の軸の周りに回転させるための操作手段が設けられていることを特徴とするキャップ。
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