特許
J-GLOBAL ID:200903010663031873

安定化したポリオレフィンの製造方法およびそれにより得られる生成物

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-353480
公開番号(公開出願番号):特開平5-271335
出願日: 1992年12月14日
公開日(公表日): 1993年10月19日
要約:
【要約】 (修正有)【構成】 アルミニウムアルキル化合物、および所望により電子供与体化合物を、塩化マグネシウム上に支持された、少なくとも1つのTi-ハロゲン結合を有するTi化合物および電子供与体化合物からなる固体成分と反応させることにより製造した触媒を使用してオレフィンモノマーを重合させるときに、1種以上のフェノール系安定剤の存在下で行い、前記固体触媒成分中の前記電子供与体として、2個以上のエーテル官能基を含み、標準的な条件下で無水塩化マグネシウムと塩化物100gあたり60mmol未満の程度に錯体形成され、TiCl4 と置換反応しないか、または50モル%未満の程度までしか反応しないエーテルから選択される化合物を使用する。【効果】 重合中にフェノール系安定剤を加えることにより酸化現象に対して安定化されたポリオレフィンが得られ、触媒の性能低下および重合体の黄変という欠点を排除できる。
請求項(抜粋):
安定化したポリオレフィンの製造方法であって、アルミニウムアルキル化合物、および所望により電子供与体化合物を、塩化マグネシウム上に支持された、少なくとも1つのTi-ハロゲン結合を有するTi化合物および電子供与体化合物からなる固体成分と反応させることにより製造した触媒を使用して少なくとも1種のオレフィンモノマーを重合させることを含んでなり、前記重合を1種以上のフェノール系安定剤の存在下で行い、前記固体触媒成分中の前記電子供与体として、2個以上のエーテル官能基を含み、標準的な条件下で無水塩化マグネシウムと塩化物100gあたり60mmol未満の程度に錯体形成され、TiCl4 と置換反応しないか、または50モル%未満の程度までしか反応しないエーテルから選択される化合物を使用することを特徴とする方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 ,  C08F 4/658 MFG
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開平4-189803
  • 特開平3-054201
  • 特開平2-003436

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