特許

J-GLOBAL ID：200903010663151186

バンド緊締具

発明者： 広瀬 明彦
出願人/特許権者： 株式会社ニフコ
代理人 (1件)： 山本 秀樹
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-305492
公開番号（公開出願番号）：特開平10-131919
出願日： 1996年11月01日
公開日（公表日）： 1998年05月22日
要約：

【要約】 (修正有)【課題】 簡易構成および取付操作性に優れていることに加え、緊張されたバンドの保持力をより確実に維持でき、例えば、バンドが弾性的に多少ゆるんだ場合にも保持状態を保つことができるバンド緊締具を提供する。【解決手段】 全体が略U形をなし、U形の両側部分を形成して内部に挿入される棒体3を両側から規制する締め付け片部23a,23bと、各締め付け片部23a,23bの先端側に設けられてバンド5を挿通させる通し穴24,25とを備えた樹脂製のバンド緊締具において、両締め付け片部23a,23bは、互いの先端側が接近可能に形成され、各通し穴24,25の位置を、接近した状態でバンド5が延ばされている方向にずらして設けると共に、前記締め付け片部のうち、一方の締め付け片部23aがその通し穴24の穴上縁の外側に突設された係止爪部30を有する。

請求項（抜粋）：

固定された棒体にバンドの一端を緊張した状態に押えるものであって、全体が略U形をなし、U形の両側部分を形成して内部に挿入される前記棒体を両側から規制する締め付け片部と、前記各締め付け片部の先端側に設けられて前記バンドを挿通させる通し穴とを備えた樹脂製のバンド緊締具において、前記両締め付け片部は、互いの先端側が接近可能に形成され、前記各通し穴の位置を、前記接近した状態で前記バンドが延ばされている方向にずらして設けると共に、前記締め付け片部のうち、一方の締め付け片部が前記通し穴の穴上縁の外側に突設された係止爪部を有し、前記バンドの一端を、前記各通し穴を通り、他方の締め付け片部の穴上辺部を迂回し、再度、一方の締め付け片部の通し穴に挿通して引っ張ることにより、前記バンドを緊張した状態で、前記係止爪部がバンドの対応部に喰い付いてバンドの戻りを阻止することを特徴とするバンド緊締具。

IPC (2件)：

F16B 2/08 ,  A01G 9/14

FI (2件)：

F16B 2/08 Q ,  A01G 9/14 K

引用特許：

審査官引用 (1件)

• バンド緊締具
  公報種別：公開公報   出願番号：特願平7-083548   出願人：株式会社ニフコ