特許
J-GLOBAL ID:200903010663188152

倍効率シャフトバルブ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高月 猛
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-004815
公開番号(公開出願番号):特開平7-208131
出願日: 1994年01月20日
公開日(公表日): 1995年08月08日
要約:
【要約】【目的】簡単な構造で、潤滑性、冷却性、高閉塞効率の回転式弁分配機構としての倍効率シャフトバルブの提供。【構成】開口対20を有する円筒状のジャケット部材1と貫通孔22を有するシャフト部材2がジャケット部材1内に回転自在に設けられ、開口対20と貫通孔22の整合・非整合により、分配作用を行うシャフトバルブであって、ジャケット部材1の内周にラジアルラビリンスとなるラビリンス内周溝34群と、液体シール環状溝32と、液体シール環状副溝33とを刻設し、ジャケット部材1内周における下側開口30の周方向各側部には、開口対20の上方への圧縮漏れを防ぐためのラビリンス縦溝34A群(図示せず)を軸方向に沿って刻設している。さらに、液体シール環状溝32と液体シール環状副溝に潤滑液を供給する潤滑手段(図示せず)を有する。
請求項(抜粋):
圧縮室への気体の流れを調整するための弁分配機構であって、径方向で対向する少なくとも一つの開口対が周壁に設けられ、圧縮室との連通状態を提供する長尺円筒状のジャケット部材と、径方向に延びる少なくともひとつの貫通孔が設けられ、前記ジャケット部材内に精密な公差で回転自在に挿入され、前記貫通孔と前記開口対との整合時には圧縮室を開放し且つ前記貫通孔と前記開口対との非整合時には圧縮室を閉鎖する円柱状のシャフト部材と、前記開口対の軸方向各側部におけるジャケット部材内周にそれぞれ設けられ、ジャケット部材とシャフト部材との間における気体の軸方向への漏れを防止する圧力バリアを作るためのラジアルラビリンスとなる相互平行に隣接し合う複数の内周溝とを備えてなることを特徴とする倍効率シャフトバルブ。

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