特許
J-GLOBAL ID:200903010664209676

電力分配合成器終端方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 志賀 正武
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-109809
公開番号(公開出願番号):特開平10-303617
出願日: 1997年04月25日
公開日(公表日): 1998年11月13日
要約:
【要約】【課題】 ウィルキンソン型の分配合成器において、一方の分配端子を開放にした時でも、インピーダンス不整合を起こさない分配合成器終端方式の提供。【解決手段】 ウィルキンソン型の分配合成器2の分岐端9a(または9b)に、λ/2長のマイクロストリップライン3a(または3b)を介して接続される分配端子7a(または7b)と、λ/4長のマイクロストリップライン4a(または4b)を介して接続される短絡端子8a(または8b)、およびインピーダンスZ0の終端器5a(または5b)とを有する電力分配部1と、分配端子7bおよび短絡端子8bと接合する接続端子7dおよび短絡端子8dと、分配端子7bに接続されるウィルキンソン型の分配合成器2のインピーダンスと整合する負荷抵抗Z0の負荷1dと、短絡端子8dを高周波的に接地する接地端とを有する終端部Dにより構成する。
請求項(抜粋):
高周波電力の分配または合成を行うウィルキンソン型の分配合成器と、この分配合成器の複数の分岐端のそれぞれに1/2波長の長さのマイクロストリップラインを介して接続された第1の接続部と、前記複数の分岐端のそれぞれに1/4波長の長さのマイクロストリップラインを介して接続される第2の接続部と、この第2の接続部と接地点との間に介挿される、インピーダンス値がZ0の終端器とからなる電力分配合成部と、前記第1の接続部および前記第2の接続部とそれぞれ着脱可能に接合される第3の接続部および第4の接続部と、前記第3の接続部に接続される前記ウィルキンソン型の分配合成器のインピーダンスと整合するZ0なる抵抗値を有する負荷と、前記第4の接続部を接地する接地端とからなる終端部と、から構成される電力分配合成器終端方式。

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