特許
J-GLOBAL ID:200903010680723746

光記録方法、装置及び光記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 稲垣 清
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-118491
公開番号(公開出願番号):特開平9-282661
出願日: 1996年04月16日
公開日(公表日): 1997年10月31日
要約:
【要約】【課題】 相変化型記録媒体について、再結晶化速度及び速度依存性が異なる媒体間の互換性を確保する。【解決手段】 相変化型記録媒体で長さnTの非晶質マークを形成する際に、記録パワーPwを印加する期間αiT(1≦i≦m)とバイアスパワーPbを印加する期間βiTとを交互に設けることで、レーザパワーをm個のパルスに分割する。この分割において、線速度Vに対応させて、αiT、βiT又はβiTにおけるPbと消去パワーPeの比θ=Pb/Pe、Pe、及び、Pwのパラメータの組合せを、相変化媒体自体に記録する。記録装置は、この記録されたパラメータの組合せに従って、レーザパワーを制御する。これにより、特性が異なる媒体間の互換性を確保する。
請求項(抜粋):
レーザーパワーをクロック周期Tに従って記録パワーPw、消去パワーPe、及び、バイアスパワーPbの少なくとも3値の間で変調することで光学的に識別可能な非晶質マークの形成又は消去を行って、相変化型記録媒体にデータを記録・消去する光記録方法において、記録パワーPwを印加する期間をα1T、α2T、・・・、αmTとし且つバイアスパワーPbを印加する期間をβ1T、β2T、・・・、βmTとして、レーザパワーのための印加期間を順次にα1T、β1T、α2T、β2T、・・・・、αmT、βmTと選定することで、nを2以上の整数として長さnTの非晶質マークを記録するレーザパワーをm個のパルスに分割し、kを0から2迄の整数から成るパラメータ、jを0から2迄の実数からなるパラメータとし、且つ、前記nの最小値をnminとして、nmin-k≧1、m=n-k、α11+・・・・・+αmm=n-j=nLを条件として、上記分割されたαiT、βiT又は該βiTにおけるバイアスパワーPbiとPeとの比Pbi/Pe=θi、消去パワーPe、及び、記録パワーPwの組合せに関するパルス分割情報を予めディスク上に記載し、該パルス分割情報を選択して記録を行なうことを特徴とする光記録方法。
IPC (4件):
G11B 7/00 ,  B41M 5/26 ,  G11B 7/007 ,  G11B 7/24 511
FI (4件):
G11B 7/00 L ,  G11B 7/007 ,  G11B 7/24 511 ,  B41M 5/26 X
引用特許:
審査官引用 (1件)

前のページに戻る