特許
J-GLOBAL ID:200903010705957143

物質移動方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 青山 葆 (外2名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-501513
公開番号(公開出願番号):特表平10-501733
出願日: 1995年06月22日
公開日(公表日): 1998年02月17日
要約:
【要約】本発明は、第1流体、好ましくは気相、例えば燃焼煙道ガスと第2流体、好ましくは液相との間で物質を移動させる方法に関し、気体含有ポアを有する中空繊維の形態の多孔性(半透過性)膜、例えばポリテトラフルオロエチレン(PTFE、テフロン)膜の外側表面と第1流体を接触させ、その膜の内側表面と第2流体を接触させる。有用な膜は、例えば、少なくとも0.50の空隙率(ε)、例えば少なくとも3cm/sの物質移動係数、および空隙率εが0.80より小さい場合は1.4/εを越えず、また、空隙率εが0.80であるか、それより大きい場合は1.3/εを越えない屈曲係数を有することにより特徴付けられる。また、膜は、中空チューブ状部材の形態で配置され、膜の物質移動係数は、気相の物質移動係数の少なくとも10分の1である。本発明は、開口入口端部を有するチューブ状導管を有する上述の物質移動のための装置にも関し、導管の壁の少なくとも一部分は、複数の中空チューブ状部材を有して成り、この部材は、気相が流れることができる間隙を間に有するアレイを規定する。本発明は更に吸収または脱着プロセスに関し、多孔性膜、例えば上述の特徴を有する膜を利用し、例外的に小さい、処理する気体の単位立方メートル当たり膜面積が必要である。
請求項(抜粋):
少なくとも1つの流体が気相である、第1の流体のフローと第2の流体のフローとの間で物質を移動させる方法であって、少なくとも1つの中空繊維の形態の少なくとも1つの多孔性膜(膜のポアは気体を含む)の外側表面と第1流体を接触させること、および該膜の内側表面と第2流体を接触させることを含んで成り、該膜の最大ポア寸法は2つの流体の直接混合を防止するようなものであり、膜は、少なくとも0.50の空隙率(ε)を有し、膜の物質移動係数は少なくとも3cm/sであり、明細書にて定義される膜の屈曲係数は、空隙率εが0.80より小さい場合は1.4/εを越えず、また、空隙率εが0.80であるか、それより大きい場合は1.3/εを越えない方法。
IPC (5件):
B01F 1/00 ,  B01D 63/02 ,  B01D 69/04 ,  B01D 69/08 ,  C12P 7/06
FI (5件):
B01F 1/00 A ,  B01D 63/02 ,  B01D 69/04 ,  B01D 69/08 ,  C12P 7/06
引用特許:
審査官引用 (2件)

前のページに戻る