特許
J-GLOBAL ID:200903010716305482

面取り工具

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 潮谷 奈津夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-063291
公開番号(公開出願番号):特開平9-253904
出願日: 1996年03月19日
公開日(公表日): 1997年09月30日
要約:
【要約】【課題】 切削後のローラ引き抜き時のパイプ内面取り部の遠心力に依る擦り疵を解消し、ローラの寿命を延長し、一定幅の面取りを行う。【解決手段】 面板1に、パイプ14の径方向にスクリュー軸8を軸支する。フローティングブロック2の内周部および外周部に外方向スプリング11および内方向スプリング12を設ける。工具回転による遠心力に拠りフローティングブロック2がパイプ14の径方向外側に移動しようとすると、内方向スプリング12が縮んで、フローティングブロック2を径方向内側に押しやり、一方、外方向スプリング11が伸びて、フローティングブロック2が径方向外側に押す力を減少せしめ、タッチローラ3の押付力が抑制される。
請求項(抜粋):
固定された管の端面に回転可能に設けられ、前記管の端面の内周側および外周側の面取り加工を行う面取り工具において、回転する主軸に固定された固定ベースと、前記固定ベースに、前記管の径方向にのみ移動可能に設けられたフローティングブロックと、前記フローティングブロック上に前記管側に突出して前記管内に挿入可能に設けられた、前記管の内面と接触自在且つ回転自在のタッチローラと、前記フローティングブロック上に設けられた、前記管の端面の内周側の面取り刃物と、前記フローティングブロック上に設けられた、前記管の端面の外周側の面取り刃物と、前記固定ベースと前記フローティングブロックとの間に介在し、前記フローティングブロックに前記管の径方向外側に向けて移動する力を与える外方向スプリングと、前記固定ベースと前記フローティングブロックとの間に介在し、前記フローティングブロックに前記管の径方向内側に向けて移動する力を与える内方向スプリングとからなることを特徴とする面取り工具。

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