特許
J-GLOBAL ID:200903010726197858

多段重合方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 浜田 治雄
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-232304
公開番号(公開出願番号):特開平5-194643
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1993年08月03日
要約:
【要約】【目的】 二つまたはそれ以上の逐次重合反応器中で実施される、触媒と助触媒からなるチーグラー・ナッタ型触媒システムの助力でエチレン重合体を製造する多段重合方法を提供する。【構成】 使用する触媒は、a)耐火酸化物を基材とするヒドロキシ基を有する顆粒状支持体を有機金属化合物と接触させる第一工程、b)第一工程から得られた生産物を一塩素化有機化合物と接触させる第二工程、c)第二工程から得られた生産物を、少なくとも一種の四価チタンもしくはバナジウム化合物または三価バナジル化合物と接触させる第三工程からなる方法によつて製造する。
請求項(抜粋):
二つまたはそれ以上の逐次重合反応器中で実施される、触媒と助触媒からなるチーグラ・ナッタ型の触媒システムの助力でエチレン重合体を製造する多段重合方法において、使用触媒は次の工程:a)耐火酸化物を基材とするヒドロキシ基を有する顆粒状支持体を、ジアルキルマグネシウムまたはジアルキルマグネシウムとトリアルキルマグネシウムからなる有機金属化合物と接触させる第一工程、b)第一工程から得られた生産物を、一般式、R6R7R8CClまたは一般式、R9R10R11CCl(式中、R6およびR7は炭素原子1-6個を含む同一または相違するアルキル基であり、R8は水素原子または炭素原子1-6個を含みR6およびR7と同一または相違するアルキル基であり、R9は炭素原子6-10個を含むアリール基であり、R10およびR11は水素、炭素原子1-6個を含むアルキル基および炭素原子6-10個を有するアリール基から選択される同一または相違する基であつてR9と同一または相違する基である。)の一塩素化有機化合物と接触させる第二工程、c)第二工程から得られた生産物を、少なくとも一種の四価チタンもしくはバナジウム化合物または三価バナジル化合物と接触させる第三工程、からなる方法によつて製造されることを特徴とする多段重合方法。
IPC (2件):
C08F 10/00 MSU ,  C08F 4/658 MFG

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