特許
J-GLOBAL ID:200903010729503810

オーディオ信号の符号化装置及び復号化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 永井 利和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-186411
公開番号(公開出願番号):特開平9-018349
出願日: 1995年06月29日
公開日(公表日): 1997年01月17日
要約:
【要約】【目的】 オーディオ信号の伝送において、信号の特徴点情報を伝送する方式を採用する場合に、聴覚上の特性を殆ど損なわないで大幅なデータ圧縮が可能になる符号化装置と、その符号化データを復号する復号化装置を提供する。【構成】 符号化装置側が、帯域分割したサブバンド信号とその帯域中心周波数の±cos関数(-π/2≦角度≦π/2)との相関関数から相関値を求め、その値が指定閾値より大きい時間帯におけるサブバンド信号の最大振幅レベルとその時刻を特徴点情報として、各サブバンド信号に係る各特徴点情報を多重化して伝送する。復号化装置側では、前記特徴点を再配置して、前後の特徴点が最大値及び最小値となる±cos関数(0≦角度≦π)を適用して補間点を求め、復元した各サブバンド信号を合成して原信号を再生する。
請求項(抜粋):
入力オーディオ信号を複数のサブバンド信号に分割する帯域分割手段と、前記帯域分割手段の各分割出力に対応して設けられ、分割されたサブバンド信号の信号波形から特徴点を抽出し、各特徴点の信号レベル情報と時刻情報を求める各特徴点抽出手段と、前記の各特徴点抽出手段に対応して設けられ、前記の各特徴点抽出手段が求めた特徴点情報を量子化する各量子化手段と、前記の各量子化手段による量子化データを多重化して送信する送信手段を具備したオーディオ信号の符号化装置において、前記の各特徴点抽出手段が、サブバンド信号の帯域中心周波数の三角関数における凸部分とサブバンド信号との相関関数を演算し、求めた相関値の絶対値が指定閾値より大きい時間帯におけるサブバンド信号の最大振幅レベルとその最大振幅レベルに対応する時刻を特徴点情報として符号化することを特徴としたオーディオ信号の符号化装置。
IPC (5件):
H03M 7/30 ,  G10L 7/04 ,  G10L 9/18 ,  G11B 20/10 301 ,  H04L 5/22
FI (5件):
H03M 7/30 A ,  G10L 7/04 G ,  G10L 9/18 A ,  G11B 20/10 301 Z ,  H04L 5/22

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