特許
J-GLOBAL ID:200903010731508110
3相誘導電動機の始動制御装置
発明者:
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
渡部 温
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-170007
公開番号(公開出願番号):特開平6-054568
出願日: 1992年06月05日
公開日(公表日): 1994年02月25日
要約:
【要約】【目的】 始動と運転時間を分離し、始動時には安定した始動により衝撃電流を防止することで電動機の寿命を延ばし、運転時には電動機が始動完了後定格速度に運転する時、定格電流以下の実効負荷電流でバイパスされ運転されることにより始動効率を向上させる様にした3相誘導電動機の始動制御装置を提供する。【構成】 SCR(登録商標)制御により、電動機の起動時に、初期電圧を低い値から徐々に連続的に増加させる。起動終了後の運転時にはSCR制御部はバイパスさせる。
請求項(抜粋):
3相(R.S.T)電源供給により3相モーターの位相制御を行うSCR逆並列接続のSCR駆動部を備えた誘導電動機の起動装置において、 上記のSCR駆動部両端間に3接点マグネット(MT)を並列接続し、SCR駆動部の動作を制御する始動コントローラー(10)は、各相(R.S.T)の電圧位相に同期された矩形波パルスを出力する電圧検出器(101)と、各相の電圧位相に同期された負電位成分のノコギリ波を発生するランプ信号発生部(102)と、入力電圧と電流の位相差を検出するための位相検出器(103)と、時間が経過するにつれて負電位積分電圧を発生する始動回路(104)と、位相検出器(103)と電圧検出器(101)の出力を比較しその差の値に比例する出力信号を発生する電源力率制御部(105)と、位相検出器(103)の出力と基準電圧を比較し電源力率制御部(105)の出力とランプ信号発生部(102)のノコギリ波出力を比較し時間経過によるSCR点孤角度が相違する出力を発生する比較部(106)と、比較部(106)の出力をSCRゲート駆動部(108)に伝送するためのキャリア信号を作り出す発振部(107)と、比較部(106)と発振部(107)の出力を入力として受け適切な電圧レベルに落とし、SCRをトリガーさせるための信号を出力するSCRゲート駆動部(108)と、SCR通電時にマグネット(MT)がバイパスされることによる位相検出器(103)の出力変化を感知し直流電圧シーケンスコントローラー(11)を動作させ始動コントローラー(10)内部の電源供給を遮断するオーバーラップ制御部(109)とによって構成され、上記3接点マグネット(MT)の動作を制御するシーケンスコントローラー(11)はマグネット(MT)にスイッチオンの時、オンされるリレー接点(RL-1)と、始動完了後バイパス時オンされるリレー接点(RL-2)を直列接続し、始動コントローラー(10)と電源供給側(AC220V)の間には過電流遮断器(CT)を連結して構成されたことを特徴とする3相誘導電動機の始動制御装置。
IPC (2件):
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