特許
J-GLOBAL ID:200903010733960281

発電制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 富田 和子
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平3-257635
公開番号(公開出願番号):特開平5-103432
出願日: 1991年10月04日
公開日(公表日): 1993年04月23日
要約:
【要約】【構成】内燃機関制御手段8は、内燃機関のクランク軸11の回転角(例えば、1度)毎に出るパルス出力n、エンジン吸入空気量θ等を入力とし、エンジン負荷の状態判別をする。その後、車両状態に最適となる車両発電機3の発電電圧を設定する。目標発電電圧に相当する制御パルスPを界磁電流制御手段5へ出力する。界磁電流制御手段5は、バッテリ電圧VBが目標発電電圧となるように制御する。内燃機関制御手段8は、上記バッテリ-の寿命悪化要因を検出すると、放電状態となる発電機の制御を禁止する。【効果】バッテリ-の寿命が悪化する条件を的確に検出・把握することができ、この条件下で内燃機関の運転状態に応じた発電電圧の切り替え制御を行うことが可能になるので、内燃機関の動力性能や燃費の効果は充分確保しつつ、従来通りのバッテリ-の寿命が確保されることが可能となる。
請求項(抜粋):
主たる駆動対象を他に有する動力源により駆動させられる発電機の発電電力により充電される蓄電手段と上記発電機とを制御し、上記発電機を制御するために上記発電機の界磁電流を制御して、上記発電機の出力電力を変化させる発電制御システムにおいて、上記蓄電手段の状態と、動力源の運転状態とに基づいた上記発電機の制御とを行なう界磁電流制御手段と、上記蓄電手段の放電電流を検出する手段と、上記蓄電手段の放電状態継続時間を検出する手段とを有し、上記界磁電流制御手段は、上記蓄電手段の放電電流の検出値と上記蓄電手段の放電状態継続時間の積が所定の値を超えた時、上記蓄電手段が放電状態となるような上記発電機の制御を禁止することを特徴とする発電制御システム。

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