特許
J-GLOBAL ID:200903010739068682

排気ガス浄化装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 石田 敬 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-072060
公開番号(公開出願番号):特開平7-279713
出願日: 1994年04月11日
公開日(公表日): 1995年10月27日
要約:
【要約】【目的】 パラジウム触媒を排気ガス浄化用に使用する内燃機関において、加速時に生じる空燃比の瞬間的なリーン状態や、高温リッチ雰囲気内でのパラジウム触媒のCO被毒によってNOX 浄化率が低下することを防止する。【構成】 図に示すように、パラジウム触媒の温度が約500°Cを越えるとCO被毒によりNOX 浄化率の低下が生じること、及び、空燃比がリッチ側に傾くとCO被毒が進むことを発明者等が見出し、この2つの特性を活かして、パラジウム触媒の温度が約500°C以下の時には内燃機関の制御中心空気過剰率が0.989〜0.996となるようにリッチ側へ、また、約500°C以上の時には中心空気過剰率が理論空燃比近傍の0.998〜1.003となるように、空燃比を変更する燃料噴射量制御手段が設定される。また、約500°C以上であっても加速時にはリッチ側となるようにしてもよい。
請求項(抜粋):
パラジウム金属を担持している担体からなり排気通路の途中に設けられている排気ガス浄化触媒と、前記排気ガス浄化触媒の温度を直接的に或いは間接的に検出する温度検出手段と、排気ガスの空燃比を測定する空燃比検出手段と、前記空燃比検出手段の信号に基づいて燃料噴射量をフィードバック制御する制御手段と、前記制御手段によって制御された量の燃料を噴射する燃料噴射弁とを備えている内燃機関において、前記制御手段は、前記排気ガス浄化触媒の温度が所定温度未満の時には前記内燃機関の空燃比がリッチ側になるように、また、前記排気ガス浄化触媒の温度が所定温度以上の時には前記内燃機関の空燃比が理論空燃比近傍となるように、前記内燃機関の空燃比を変更するように設定されていることを特徴とする排気ガス浄化装置。
IPC (6件):
F02D 41/14 310 ,  F01N 3/20 ZAB ,  F01N 3/24 ZAB ,  F02D 41/04 305 ,  F02D 41/04 ,  F02D 45/00 312

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