特許
J-GLOBAL ID:200903010740558987

無線リンクを使用したディジタル通信ネットワーク

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 頓宮 孝一 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-199057
公開番号(公開出願番号):特開平5-211504
出願日: 1992年07月03日
公開日(公表日): 1993年08月20日
要約:
【要約】【目的】 ホスト・コンピュータ及び通信制御装置に対するメッセージの重複送信を避け、基本局の遠隔端末に対する接続の負荷平準化を可能にしてシステムの処理能力の最適化を図る。【構成】 無線リンク82-88を介して通信する各遠隔端末27-30は受信メッセージの信号の強さを監視して最強信号を発生した基本局23-25を順序付け表の先頭に記入し、サイン・オン送信のとき、表の先頭の基本局にメッセージを送り、各基本局は聞くことができる遠隔端末の数と、各そこに接続されるユーザ数とを監視し、サイン・オンの送信先基本局が信号の強さ、接続ユーザ数、基本局の受信受持領域に基づき、接続すべき特定の遠隔端末を決定して通信制御装置に通知し、遠隔端末は誤り回数を監視して接続の再評価を要求することを特徴とする。
請求項(抜粋):
ホスト・コンピュータと、前記ホスト・コンピュータに接続された通信制御装置と、前記通信制御装置に接続された複数の基本局と、それぞれ前記基本局に包含され接続された複数のアンテナと、無線リンクを介して前記基本局と通信する複数の遠隔端末とを含み、前記基本局の各々は所定の周波数によって動作する前記無線リンクを介して前記遠隔端末を接続可能な所定の定義域を有し、該定義域が重なり合うよう前記基本局を配置するようにしたディジタル通信ネットワークであって、各前記基本局は、前記基本局の所定の定義域内に配置された遠隔端末に対しメッセージを送信し受信する無線基本局トランシーバと、前記基本局トランシーバに接続され、その動作を制御するディジタル基本局プロセッサと、前記基本局プロセッサに接続され、前記基本局の表と前記基本局プロセッサにおいて遂行される基本局ルーチンとを記憶するディジタル基本局記憶手段とを含み、各前記遠隔端末は、無線遠隔トランシーバと、前記遠隔端末トランシーバに接続され、前記遠隔端末が配置された定義域内で前記遠隔端末トランシーバが前記基本局から受信したメッセージの電界強度を測定する電界強度計と、前記遠隔端末トランシーバに接続され、その動作を制御するディジタル遠隔端末プロセッサと、前記遠隔端末プロセッサに持続され、前記遠隔端末の表と前記遠隔端末プロセッサにおいて遂行される遠隔端末ルーチンとを記憶する遠隔端末ディジタル記憶手段とを含み、各前記遠隔端末は前記基本局から受信したメッセージを監視し、前記遠隔端末の表内に基本局のリストと該基本局から受信したメッセージの信号の強さとを記憶し、前記遠隔端末の表における信号の強さが最強の前記基本局の1つに対しサイン・オン・メッセージを送信するよう動作し、各前記基本局は受信したサイン・オン・メッセージに応答して前記サイン・オン・メッセージを送信した前記遠隔端末に接続されるべき基本局を決定する決定手段を含むことを特徴とするディジタル通信ネットワーク。
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開平2-222224
  • 特開昭63-226133

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