特許
J-GLOBAL ID:200903010741890926

液圧ブレーキ装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 神戸 典和 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-125238
公開番号(公開出願番号):特開平6-312658
出願日: 1993年04月28日
公開日(公表日): 1994年11月08日
要約:
【要約】【目的】 液圧源の液圧を電気的に制御してホイールシリンダに供給する液圧ブレーキ装置の信頼性の向上と液圧制御弁の小形化を図る。【構成】 マスタシリンダ12とホイールシリンダ22,24,34,36との間に液圧制御弁50〜56を設け、アキュムレータ82の液圧をマスタシリンダ液圧に応じた高さに制御し、かつ、その液圧をフォースモータにより電気的に制御する。マスタシリンダ液圧が設定値を超えればカット弁190,250が閉じ、マスタシリンダ液圧を受ける制御ピストンの液圧制御力を制限するため、フォースモータの大形化を招くことなく制御ピストンを大径にでき、優れた出力ヒステリシス特性が得られる。フロントホイールシリンダ22,24に液圧が供給されないときはカット弁250は閉じず、大きい後輪制動力が得られ、車両全体の制動力低下を良好に回避し得る。
請求項(抜粋):
ブレーキ操作部材の操作力に応じた液圧を加圧室に発生させるマスタシリンダと、ホイールシリンダに液圧が供給されることにより作動して車輪の回転を抑制するブレーキと、リザーバと、前記マスタシリンダとは別の液圧源と、それらマスタシリンダとホイールシリンダとリザーバと液圧源との間に設けられ、液圧源の液圧を前記マスタシリンダの液圧に応じた高さに制御して前記ホイールシリンダに供給する液圧制御弁と、電気的に制御される力を前記液圧制御弁に加えることにより、前記ホイールシリンダに供給される液圧を変更する電気的液圧変更装置と、前記マスタシリンダと前記液圧制御弁との間に設けられ、前記加圧室の液圧が設定値を超える状態では加圧室から液圧制御弁に供給される液圧の上昇勾配を減少させる液圧上昇勾配減少装置とを含むことを特徴とする液圧ブレーキ装置。

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