特許
J-GLOBAL ID:200903010746526017

熱交換器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岸本 瑛之助 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038449
公開番号(公開出願番号):特開平8-233476
出願日: 1995年02月27日
公開日(公表日): 1996年09月13日
要約:
【要約】【目的】 アルミニウム・ブレージング・シート製の平板を介して第1流路と第2流路とが交互に備えられた熱交換器について、面倒なアルゴン溶接等の別工程の溶接作業を行なう必要がなく、溶接作業の手間を省略して、その製造を容易かつ安価になし得る熱交換器を提供する。熱交換器の液漏れを防止し、熱交換性能の向上を図るとともに、耐圧性を増大する。【構成】 熱交換器1 の第2流路B の流路形成体5 は、アルミニウム押出形材を素材として、これの前後両側壁12,12 の上端部12a,12a 同志および下端部12b,12b 同志がそれぞれ内側に折り曲げられ、折曲げ後の側壁上端部12a,12a 同志および側壁下端部12b,12b 同志の先端が互いに突き合わせられ、これら前後両側壁12,12 の折曲げ上端部12a,12a 同志および折曲げ下端部12b,12b 同志の先端が、熱交換器製造時の一括ろう付けのさいに、アルミニウム・ブレージング・シート製の平板3 から溶出したろう材により接合されている。
請求項(抜粋):
第1流路(A) と第2流路(B) とを備えた熱交換器において、第2流路(B) が、上下両端部に流体通過孔(4)(4)を有するアルミニウム・ブレージング・シート製の左右両平板(3)(3)と、両平板(3)(3)同志の間に配置されかつ両平板(3)(3)の周縁部に沿う周壁(6) およびこれの内側に設けられた伝熱面拡大用壁部(7) を備えた流路形成体(5) とによって形成され、第2流路(B) の流路形成体(5) は、所要の厚みを有する前後両側壁(12)(12)とこれらを連結する伝熱面拡大用壁部(7) とよりなるアルミニウム押出形材を素材として、これの伝熱面拡大用壁部(7) の上下両端部分が切削除去され、前後両側壁(12)(12)の上端部(12a)(12a)同志および下端部(12b)(12b)同志がそれぞれ内側に折り曲げられて、先端が互いに突き合わせられ、流路形成体(5) の上下両端部において周壁(6) の内側に連通用空隙部(14)(14)があけられており、各流路形成体(5) の前後両側壁(12)(12)の折曲げ上端部(12a)(12a)同志および折曲げ下端部(12b)(12b)同志の先端が、上記アルミニウム・ブレージング・シート製平板(3) および流路形成体(5) の積み重ね後の一括ろう付けのさいに、平板(3) から溶出したろう材により接合され形成されていることを特徴とする熱交換器。
IPC (2件):
F28D 9/00 ,  F28F 3/06
FI (2件):
F28D 9/00 ,  F28F 3/06 Z
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-244564

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