特許
J-GLOBAL ID:200903010751401869

シート送り装置

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-032857
公開番号(公開出願番号):特開平6-227703
出願日: 1993年01月28日
公開日(公表日): 1994年08月16日
要約:
【要約】【目的】 搬送手段のシート搬送動作に対応してパルス発生手段を具備した従来のシート送り装置では、ROMに内蔵したサイズデータと実際のパルス当たりシート送り量とは一致せず、特に経年劣化などで搬送手段の変形、変質などによって内蔵データと実際との乖離が大きくなり、サイズ情報の誤認によるトラブルの原因となったり、サイズデータに基づく諸制御動作に誤差がでる問題があった。この発明は、サイズデータが常に正確に保持でき、シートサイズの誤認によるトラブルを防止し、精確な送り動作のできるシート送り装置を得ることを目的としたものである。【構成】 通常の搬送モードの他にシートサイズの検定のできる実測搬送モードを備え、実測モードではサイズ既知のシートを通過させることにより、パルス当たり搬送量を得、これを不揮発性記憶手段に記憶させることで、最新の搬送データを得るようにした。
請求項(抜粋):
シートの搬送手段と、該搬送手段のシート搬送量を測定する測定手段と、この搬送手段によって送られるシートの先端及び後端を検知する検知手段と、標準サイズ毎のシート長に関するデータを記憶した記憶手段とを具備し、この記憶手段に記憶されたデータに基づいて上記搬送手段によるシートの搬送量を制御するシート送り装置において、任意サイズのシートが搬送される通常搬送モードと、所定サイズのシートを搬送する実測搬送モードとを随時に切り換える切換え手段と、上記実測搬送モードの設定時に、上記所定サイズのシートを前記搬送手段によって搬送させ、前記検知手段によってシートが検知される間に上記測定手段によって測定される結果から上記搬送手段の基準当たりの搬送量を算出する手段と、上記基準当たりの搬送量を記憶する不揮発性記憶手段と、上記通常搬送モードにおいて任意サイズのシートを搬送する際に、上記不揮発性記憶手段に記憶された上記基準当たりの搬送量及び上記記憶手段に記憶されたデータに基づいて、搬送されるシートのサイズを検知し、又は上記搬送手段によるシート搬送量を制御する制御手段と、を備えたことを特徴とするシート送り装置。
IPC (3件):
B65H 7/02 ,  B65H 5/06 ,  G03G 15/00 107

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