特許

J-GLOBAL ID：200903010752663859

移動体通信装置

発明者： 渡辺 福三
出願人/特許権者： 東洋通信機株式会社
代理人 (1件)： 井上 俊夫
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平8-153349
公開番号（公開出願番号）：特開平9-322230
出願日： 1996年05月24日
公開日（公表日）： 1997年12月12日
要約：

【要約】【課題】 無線基地局が発した電波を移動局が受信可能であることと、移動局が発した電波を無線基地局が受信可能であることの両方を満たすことを基準として、移動局がサービスエリア内にいることを判断するようにした移動体通信装置を提供する。【解決手段】 例えば移動局の電源投入時に、移動局は無線基地局から発せられた電波を受信してその受信電界レベルを測定し、その測定値が所定の閾値以上であることを確認するとともに、移動局から無線基地局へ初期データを含む電波を送信し、その初期データに対して無線基地局から送り返されてきた返信データを含む電波を受信して自局送信データが正しく無線基地局により受信できたことを確認することにより、移動局が無線電話サービスを享受可能なエリア内にいることを判断するようにした。【効果】 操作パネルにサービスエリア内の表示がされている時には通話及び着信の待受けを確実に行える。

請求項（抜粋）：

双方向通信を行い得る無線基地局と移動局とからなる移動体通信装置において、移動局は、無線基地局に所定の情報を送信し、その送信情報に基づいて前記無線基地局から送り返されてくる返信情報を受信して該返信情報に基づいて、前記無線基地局との間で双方向通信を行い得るか否かの判断を行うようにしたことを特徴とする移動体通信装置。