特許
J-GLOBAL ID:200903010756366140

人工心臓用ポンプ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 工業技術院機械技術研究所長
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-053081
公開番号(公開出願番号):特開平7-184992
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1995年07月25日
要約:
【要約】【目的】小形化が得られると同時に血液の流量を増大させ、血液の滞留を低減させ、溶血が低減すると共に、回転子が常時正常な姿勢を保持するようにした人工心臓用のポンプを提供する。【構成】ケ-シングの内面と回転子との間に筒状の固定子が設けられ、固定子の外面とケ-シングの内面との間に血液流路が形成され、回転磁石及び固定磁石が回転軸方向にN-S極を着磁され、回転磁石と固定磁石との回転子回転軸方向の長さが異なって形成され、回転磁石のN-S極の境界線が固定磁石のN-S極の境界線よりピボット寄りに位置している人工心臓用ポンプ。
請求項(抜粋):
ケ-シングと、該ケ-シング中に回転自在に配設された回転子と、該回転子を回転させるためのモ-タと、血液を導入して案内するための血液流路と、前記回転子と一体回転自在に設けられ、血液流路を介して流れてきた血液に遠心力を与えるための羽根車と、回転子に設けられた永久磁石からなる回転磁石と、該回転磁石の外周面に対向する位置に設けられ、前記回転磁石との間の磁気的反発力により回転子を非接触状態で支持するための永久磁石からなる固定磁石と、前記羽根車の裏面の回転中心に設けられ、前記ケーシングの内面と当接して回転子を前記ケ-シングの内面に支持するためのピボットと、を備えた人工心臓用ポンプにおいて、前記ケ-シングの内面と前記回転子との間に筒状の固定子が設けられ、該固定子の内面に前記固定磁石が設けられ、固定子の外面とケ-シングの内面との間に前記血液流路が形成されていることを特徴とする人工心臓用ポンプ。

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