特許
J-GLOBAL ID:200903010758766811

手動式弁装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鈴江 武彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-028968
公開番号(公開出願番号):特開平6-241331
出願日: 1993年02月18日
公開日(公表日): 1994年08月30日
要約:
【要約】【目的】本発明は、弁開度を表示するインジケータをハンドル回りに無理なくコンパクトに組み込むことができ、しかも、変換機構も構造簡単で小型化することができ、ガイド部材の内部に収納できる手動式弁装置の提供を目的とする。【構成】変換機構35は、弁箱2とガイド部材8との間で挾持されたダイアフラム押え25と、ダイアフラム押えの弁軸10との対向面に形成された円弧状の嵌合溝36a,36bと、弁軸の先端部に支持されて嵌合溝に回転自在に嵌合された転動体37a,37bとを備えている。そして、嵌合溝の溝底面を、弁軸を軸方向に往復動させるためのカム面39a,39bとする一方、ガイド部材の弁箱とは反対側の端部に、弁軸の回動位置を示す開度支持部48,49を有するインジケータ42を取り付け、このハンドルの周壁17から端壁16に亘る範囲に、開度支持部を露出させる窓部51を設けたことを特徴とする。
請求項(抜粋):
弁座を有する弁箱と、この弁箱に連結された筒状のガイド部材と、このガイド部材に、上記弁座に接離する方向に往復動可能に支持されるとともに、軸回り方向にも回動可能に支持され、その弁箱とは反対側の端部が上記ガイド部材の外方に突出された弁軸と、この弁軸と弁座との間に介在され、上記弁軸を介して弁座に接離される弁体と、この弁体を常時弁座に押し付ける方向に付勢するばね部材と、上記弁軸の外方への突出端部に連結され、上記弁軸を回動させることで、上記弁体を弁座に接離させるためのハンドルと、を備えている手動式弁装置において、上記弁箱とガイド部材との間に、上記弁軸の回動を軸方向の往復動に変換する変換機構を介在させ、この変換機構は、上記弁軸の先端部と対向し合う対向面を有するベースと、このベースの対向面に形成され、上記弁軸の軸線を中心として円弧状に彎曲された嵌合溝と、上記弁軸の先端面に支持され、上記嵌合溝に回転自在に嵌合された転動体とを備えており、上記嵌合溝の溝底面を、溝方向に沿って傾斜させることにより、この溝底面を上記弁軸を軸方向に往復動させるためのカム面とする一方、上記ガイド部材の弁箱とは反対側の端部に、上記ハンドルに隣接して上記弁軸の回動位置を表示する開度支持部を備えたインジケータを取り付け、このインジケータに隣接する上記ハンドルは、インジケータの周面を覆う周壁と、この周壁に連続して上記インジケータの開度支持部を覆う端壁とを有し、このハンドルの周壁から端壁に亘る範囲に、上記開度支持部を露出させる窓部を設けたことを特徴とする手動式弁装置。
IPC (2件):
F16K 7/16 ,  F16K 35/06
引用特許:
審査官引用 (3件)
  • 特開昭63-132048
  • 特開平3-207730
  • 特開昭63-009784

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