特許
J-GLOBAL ID:200903010759564902

臭素化芳香族ポリエーテル及びその製造方法並びにそのポリマーからなるフィルム及びその製造方法並びに難燃剤

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 穂高 哲夫
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-020692
公開番号(公開出願番号):特開平5-186586
出願日: 1992年01月10日
公開日(公表日): 1993年07月27日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 高分子量でも溶剤えの適度な可溶性を有し、耐熱性、難燃性に優れる臭素化芳香族ポリエーテル。【構成】 次の一般式[I](但し、式[I]中のAr1 は芳香族残基、jは0〜4の整数、kは0以上の整数)で表される構造単位[I]、あるいは、式[I]で表される構造単位[I]と次の一般式[II](但し、式[II]中のAr2 は芳香族残基、e及びfは各々独立に0〜4の整数、gは0以上の整数)で表される構造単位[II]からなり、かつ、構造単位[I]についての重合度が2以上であるとともに、構造単位[I]と[II]のモル分率{[II]/([I]+[II])}で0〜0.9であるポリマーであって、式[I]でjとkが同時に0でない臭素含有構造単位[I]及び/又は式[II]でeとfとgが同時に0でない臭素含有構造単位[II]を有し、臭素含有量が10重量%以上である臭素化芳香族ポリエーテル。
請求項(抜粋):
次の一般式[I]【化1】(但し、式[I]中のAr1 は芳香族残基を表し、jは0〜4の整数を表し、kは0以上の整数を表す。)で表される構造単位[I]、あるいは、前記一般式[I]で表される構造単位[I]と次の一般式[II]【化2】(但し、式[II]中のAr2 は芳香族残基を表し、e及びfは各々独立に0〜4の整数を表し、gは0以上の整数を表す。)で表される構造単位[II]からなり、かつ、前記構造単位[I]についての重合度が2以上であるとともに、構造単位[I]と構造単位[II]の合計含有量に対する構造単位[II]の含有量の割合がモル分率{[II]/([I]+[II])}で0〜0.9であるポリマー(但し、前記構造単位[I]が2単位以上によって環を形成しているポリマー分子からなる環状ポリマーであってもよいし、あるいは、該環状ポリマーを含有するものであってもよいし、含有しないものであってもよい。)であって、前記式[I]でjとkが同時に0でない臭素含有構造単位[I]及び/又は前記式[II]でeとfとgが同時に0でない臭素含有構造単位[II]を有することによって臭素を含有しており、その臭素含有量が10重量%以上であることを特徴とする臭素化芳香族ポリエーテル。
IPC (3件):
C08G 65/48 NQU ,  C08J 5/18 CEZ ,  C08L 71:12
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭60-012426

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