特許
J-GLOBAL ID:200903010770580910

多孔質コアを有する複合成形品の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 前田 純博
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-333267
公開番号(公開出願番号):特開平9-169057
出願日: 1995年12月21日
公開日(公表日): 1997年06月30日
要約:
【要約】 (修正有)【課題】軽量で十分な機械特性を持った丸棒、角棒、三角棒、平板等の一定の断面形状を持ち表層部がFRPで芯部が軽量なシンタクチックフォームコアの複合成形品を効果的に製造する方法を提供する。【解決手段】プルトルージョン法を応用して、シンタクチックフォームコアを形成用の液状成形樹脂と低比重で粒径が0.01〜2mmの微小中空粒子からなる樹脂組成物を分離膜で包み込み、更にそれを覆うように強化用繊維を配しながら連続的に賦型金型に引き込むこと、賦型金型に引き込むことにより加熱、加圧すること、加圧することにより、液状成形樹脂の一部を分離膜を通過させて強化繊維に浸透させ表面に至らしめると共に、微小中空粒子の全部及び液状成形樹脂の残部を分離膜内に残留させること、金型で等断面形状に賦形しながら引き抜くと同時に加熱により液状成形樹脂を硬化させる。
請求項(抜粋):
表層部が強化用繊維で補強された硬化樹脂からなりかつ芯部が軽量なシンタクチックフォームからなる、等断面形状の軽量な複合成形品を製造するに際し、(a)液状成形樹脂と粒子径0.01〜2mmの軽量な微小中空粒子とから実質的になるシンタクチックフォーム・コアを形成するための樹脂組成物を分離膜で包み込むようにし、更にそれを覆うように強化用繊維を配しながら、連続的に賦型金型に引き込むこと、(b)賦型金型に引き込むことにより加熱及び加圧すること、(c)加圧することにより、液状成形樹脂の一部を分離膜を通過させて強化用繊維に浸透させその表層部に至らしめると共に、微小中空粒子の実質的全量及び液状成形樹脂の残部を分離膜内側に残留させること、そして、(d)賦型金型で等断面形状に賦形しながら引き抜きを行うと同時に、加熱により液状成形樹脂を硬化させ、表層部が繊維強化樹脂で芯部がシンタクチックフォームコアからなる複合成形品を連続的に成形すること、を特徴とする多孔質コアを有する複合成形品の製造方法。
IPC (2件):
B29C 67/20 ,  B29K105:04

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