特許
J-GLOBAL ID:200903010784071074

切羽前方探査方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 布施 行夫 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-081612
公開番号(公開出願番号):特開平5-248174
出願日: 1992年03月02日
公開日(公表日): 1993年09月24日
要約:
【要約】【目的】 浅層探査法を適用し、探査範囲を広げると共に精度を向上させた切羽前方探査方式を提供すること。【構成】 地中の掘削面である切羽18の外周方向には、油圧ドリル等で細孔14が掘られており、受振器12が所定間隔で設置された測線が切羽18の面内のみならずこの細孔14にまで延びている。また、切羽18内のこの測線に沿って所定間隔で震源10が配置されており、各震源10が順次選択的に弾性波を発生する。この弾性波は切羽18の前方の地質の変化面で反射され、各受振器12で検出される。制御装置20は、受振器12で検出した反射波のデータを順次記憶装置26に格納し、演算装置30は、この格納データの中から同一の共通反射点に対応するデータを読み出して、補正等の処理を行って反射波のデータを得た後、地質の変化面の位置等の解析を行う。
請求項(抜粋):
浅層反射法を用いた切羽前方探査方式であって、地中の掘削面である切羽の表面に直線状に配置され、探査対象からの反射波を検出する複数の第1の受振器と、前記第1の受振器が配置された直線の延長領域に沿って前記切羽からその外周方向へ掘られた細孔内に配置され、探査対象からの反射波を検出する複数の第2の受振器と、切羽の表面であって、前記第1の受振器が配置された直線領域またはその近傍に直線状に配置され、所定の弾性波を選択的に順次発生する複数の震源と、前記第1及び第2の各受振器による複数の検出信号が入力され、同一の共通反射点ごとに各検出信号を補正してたし合わせる演算手段と、前記演算手段による演算結果に基づいて、探査対象の位置及び傾斜の解析を行う解析手段と、を備え、直線状に配置された前記複数の震源を選択的に動作させて探査対象に弾性波を送り、探査対象からの反射波を前記第1及び第2の各受振器によって検出し、この検出信号を所定の演算及び解析することにより切羽前方の探査を行うことを特徴とする切羽前方探査方式。
IPC (2件):
E21D 9/06 301 ,  G01V 1/40
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開昭63-282630

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