特許
J-GLOBAL ID:200903010784138225

共用ホットスタンバイ方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-132952
公開番号(公開出願番号):特開平11-328129
出願日: 1998年05月15日
公開日(公表日): 1999年11月30日
要約:
【要約】【課題】複数の実行系ジョブで分散処理しているシステムにおいて、ホットスタンバイ機能を使用する場合、実行系ジョブ数に比例せずに、実行系ジョブ数より少ない数の待機系ジョブで全ての実行系ジョブに対応させる。【解決手段】全実行系ジョブ及び全待機系ジョブがシステム全体の構成を定義した構成定義を使用し、外部接続資源定義ファイル8に各実行系ジョブ専用資源を定義した上で全実行系ジョブ及び全待機系ジョブを立ち上げ、実行系ジョブが障害となった場合、各システム切替えプログラム間の連絡で、障害となった実行系ジョブに対応する待機系ジョブを監視しているシステム切替えプログラムのうち1つが監視中の待機系ジョブにホットスタンバイ切替要求と情報を通知し、通知された待機系ジョブは、その情報と外部接続資源定義ファイル8によりホットスタンバイ切替処理を行い、他の待機系ジョブは待機状態を続ける。
請求項(抜粋):
2個以上の複数の実行系ジョブによりオンライン処理等を分散処理しているシステムにおいて、実行系ジョブ数より少ない数の待機系ジョブを配置し、システム内の全ての実行系ジョブに対し1つ以上の待機ジョブを各実行系ジョブに対し割り当てておく。各実行系ジョブと待機系ジョブに対し、障害を監視するシステム切替えプログラムを配置する。各待機系ジョブは対応する実行系ジョブの共用資源のみの接続を行い、どの実行系ジョブにも対応できる状態にし、いずれかの実行系ジョブが障害時には、対応する全待機系ジョブのうち、障害となった実行系ジョブを監視しているシステム切替えプログラムよりの実行系ジョブ障害通知を一番早く受け取った待機系ジョブのシステム切替えプログラムが、監視中の待機系ジョブに障害となった実行系ジョブの情報と各実行系ジョブの専用資源を記したファイルを通知し、これらの情報により通知を受けた待機系ジョブが、ホットスタンバイ切替による早急な回復処理と専用資源の接続を行う。他の待機系ジョブのシステム切替えプログラムは、ホットスタンバイ切替中は、対応する別の実行系ジョブの障害に備えて、監視を続け、ホットスタンバイ切替が完了した時点で切り替わった実行系ジョブの監視を始める。以上の機能を備えたn対m共用ホットスタンバイ方式(実行系ジョブn個:待機系ジョブm個ホットスタンバイ方式、n≧1、n≧m≧1)

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