特許
J-GLOBAL ID:200903010794374024

動画像のカット点検出およびカット画面グループ検出装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 香樹 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-046561
公開番号(公開出願番号):特開平7-236153
出願日: 1994年02月22日
公開日(公表日): 1995年09月05日
要約:
【要約】【目的】 動画像の縮小画像を用いた輝度成分の時間的な変化および色差成分の相関の時間的な変化により、シーンの切り替わりを自動的に検出するカット点検出を高速かつ高精度に行い、また、カット画面間の色差相関値により、カット画面のグループ化を行う。【構成】 縮小画像処理部1は、サンプルされたフレームn+1の縮小画面を出力する。フレーム間輝度差分部3は、縮小画面n+1とnの輝度信号のフレーム間差分Dn+1 を求める。色差ヒストグラム相関部4は、縮小画面n+1とnとの間で色差信号のヒストグラム相関値ρn+1 を求める。判定部5は、前記Dn+1 、ρn+1 、さらにメモリ6から得られるDn 、Dn-1 、ρn 、ρn-1 を用いてフレームnを非カット画面とカット画面の2つの種類に分類する。判定部9は、色差ヒストグラム相関部7の結果に基づいて、グループカット画面を判定し、出力部10に表示する。
請求項(抜粋):
動画像のカット点検出装置において、入力された動画像の画面のデータから縮小画像を作る縮小画像作成手段と、注目画面n(ただし、nは正の整数)、および該注目画面から時間的に、前後に、1フレームまたは複数フレーム離れた画面(n-1)、(n+1)の縮小画像間の輝度差分を総合して、各フレームに関するフレーム間輝度差分を求めるフレーム間輝度差分演算手段と、前記画面(n-1)、n、(n+1)の縮小画像間の色差信号のヒストグラムから、フレーム間の色差信号ヒストグラム相関値を求める色差ヒストグラム相関演算手段と、前記注目画面nのフレーム間輝度差分の、前記画面(n-1)、(n+1)のフレーム間輝度差分に対する時間的な変化と、前記注目画面nの色差ヒストグラム相関値の、前記画面(n-1)、(n+1)の色差ヒストグラム相関値に対する時間的な変化より、注目画面nのカット画面を判定するカット画面判定手段とを具備したことを特徴とするカット画面検出装置。

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