特許
J-GLOBAL ID:200903010796452774

鋼管柱列土留壁を用いた復水構造物及びその施工法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 植松 茂
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-144644
公開番号(公開出願番号):特開平10-317367
出願日: 1997年05月19日
公開日(公表日): 1998年12月02日
要約:
【要約】【課題】 鋼管柱列土留壁を利用して、復水可能な構造物を造成する。【解決手段】 建設地盤を挟んで鋼管柱列土留壁A,Aを造成し、それらの背面に、砂利や砕石などを充填した透水層Bを形成し、この透水層Bと鋼管1内を、通水孔5により連通させる。また、鋼管1の下部には流通開口部7を設け、対向する鋼1,1どうしを、流通開口部7,7において連通管20により通水自在に接続する。背面地盤Eの地下水は透水層Bと鋼管1内に留められ、連通管20を経て他方の鋼管1に入り、透水層Bから地盤Eへと流れ、復水されることになる。
請求項(抜粋):
背面地盤側に通水孔を設けるとともに、建設地盤側の下部に外部より開閉可能とした流通開口部を設けた鋼管の連結による鋼管柱列土留壁を、建設地盤を挟んで対向して造成し、それら鋼管柱列土留壁の背面側に砕石等を充填した透水層を形成するとともに、上記対向する土留壁の鋼管どうしを、その流通開口部間にわたる連通管により通水自在に接続したことを特徴とする、鋼管柱列土留壁を用いた復水構造物。

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