特許
J-GLOBAL ID:200903010803256838

CDMA移動体通信システムおよび送受信装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高橋 英生 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-024566
公開番号(公開出願番号):特開平10-210004
出願日: 1997年01月24日
公開日(公表日): 1998年08月07日
要約:
【要約】【課題】 CDMA移動体通信システムにおいて、スペクトル拡散の符号同期検出の時間を短縮し、かつ、同期検出特性の劣化を防止する。【解決手段】 送信側では、 aを任意の整数としたとき、送信側の情報変調シンボルの第a+1シンボル目、第a+2シンボル目、...、第a+Nシンボル目には、それぞれ、第1、第2、...、第Nの拡散符号を用いてスペクトル拡散を行い送信する。受信側では、第1、...、第Nの拡散符号にそれぞれ整合したマッチド・フィルタ22〜24を用い、受信信号から相関波形を得る。さらにこの相関波形を遅延回路25を用いて、0〜N-1情報変調シンボル時間遅延させ、相関のピークが検出された順序を検出することにより、基地局の識別および符号同期の検出を行う。これにより、スライディング相関器を用いた場合に比べ、符号同期検出の時間を短縮し、かつ、同期特性の劣化を防止することができる。
請求項(抜粋):
CDMA送信装置および受信装置を有するCDMA移動体通信システムであって、前記CDMA送信装置は、aを任意の整数としたとき、送信側の情報変調シンボルの第a+1シンボル目、第a+2シンボル目、...、第a+Nシンボル目に対し、それぞれ、第1、第2、...、第Nの拡散符号(Nは2以上の整数)を用いてスペクトル拡散を行う機能を有しており、前記CDMA受信装置は、前記第1〜第Nの拡散符号にそれぞれ対応するN個のマッチド・フィルタと、前記各マッチド・フィルタに対応して設けられ、それぞれ対応する前記マッチド・フィルタの出力を0〜(N-1)情報変調シンボル時間遅延させる遅延回路と、前記各マッチド・フィルタおよび前記各遅延回路の出力から前記拡散符号の同期タイミングを検出する同期検出部とを有していることを特徴とするCDMA移動体通信システム。
IPC (3件):
H04J 13/00 ,  H04B 7/26 ,  H04L 7/00
FI (3件):
H04J 13/00 A ,  H04L 7/00 C ,  H04B 7/26 N

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