特許
J-GLOBAL ID:200903010809248225
前処理機構を具えた畦形成機及びそれに用いる前処理用ロータ
発明者:
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (1件):
岡本 清一郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-241202
公開番号(公開出願番号):特開平10-056804
出願日: 1996年08月23日
公開日(公表日): 1998年03月03日
要約:
【要約】【課題】 乾田であるか湿田であるかを問わず効率的に整畦でき、しかも構造簡素で且つコンパクトな畦形成機を提供する。【解決手段】 トラクタに付設されるチエーンケース6に前処理機構7と整畦機9を装置する。前処理機構7は、旧畦を削り取る作用及び、削り取られた旧畦上に土を供給するために土の掻き上げ作用を行なうロータ19を、前記チエーンケース6から突出する駆動軸に固設する。ロータ19の回転により掻き上げられた土を誘導路部材20で誘導して、旧畦の前記削り取り部に盛土する。旧畦上の盛土を整畦機9により締め固めて所要の畦5を形成する。
請求項(抜粋):
走行機に付設されてその進行方向に、旧畦を修復しつつ新たな畦を形成する前処理機構を具えた畦形成機であって、畦の長さ方向と平行する軸線回りに回転でき、その回転方向が、走行機の進行方向後方に見て反時計回りに設定されたロータを具え、該ロータの、走行機の進行方向の前側部分は切り崩しロータ部とされると共に、走行機の進行方向の後側部分は掬いロータ部とされており、前記切り崩しロータ部は、先端部分が屈曲したなた爪として形成された第1の爪部材の複数が略等角度ピッチで固定されてなり、一方前記掬いロータ部は、ロータの回転方向に向けて開放する土の掬い部を有した第2の爪部材の複数が略等角度ピッチで固定されてなり、又該第2の爪部材の各先端を含む直径は第1の爪部材の各先端を含む直径よりも大きくないものとされてなり、前記ロータの回転により、前記第1の爪部材及び第2の爪部材が、旧畦から田面に切り入り、第1の爪部材が切り崩した旧畦及び田面の土を第2の爪部材が前記掬い部で掬って掻き上げ、これによって旧畦を削り取る如くなし、このように掻き上げられた土を誘導路部材で誘導して、旧畦の前記削り取り部に盛土する如くなし、又、旧畦上の該盛土を整畦機により締め固めて畦を形成することを特徴とする前処理機構を具えた畦形成機。
IPC (2件):
FI (2件):
A01B 35/00 B
, A01B 33/08 F
前のページに戻る