特許
J-GLOBAL ID:200903010810504901

静電荷像現像用トナー、静電荷像現像剤及び画像形成方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 中島 淳 ,  加藤 和詳 ,  西元 勝一 ,  福田 浩志
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-070066
公開番号(公開出願番号):特開2006-251564
出願日: 2005年03月11日
公開日(公表日): 2006年09月21日
要約:
【課題】 低融点の結晶性ポリエステル樹脂と非晶性樹脂とを結着樹脂の主成分として使用し、両者の熱的特性をある範囲に制御することで、従来に比べ低温での定着が可能となり、定着工程におけるエネルギーの大幅低減を図ると同時に、保存性、画像保存安定性に優れた静電荷像現像用トナー、それを用いた静電荷像現像剤及び画像形成方法を提供することである。【解決手段】 結着樹脂が結晶性ポリエステル樹脂と非晶性樹脂とを含み、示差走査熱量測定における1回目の昇温過程での前記結晶性ポリエステル樹脂由来の吸熱ピークの温度をTm1及び該吸熱ピークに基づく吸熱量をΔH1、2回目の昇温過程で前記吸熱ピークに基づく吸熱量をΔH2、並びに軟化温度をTf1/2としたとき、Tm1が50〜80°Cの範囲、Tf2/1が85〜135°Cの範囲であり、さらにこれらが一定の関係を満たす静電荷像現像用トナーである。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
結着樹脂及び着色剤を含有する静電荷像現像用トナーであって、 前記結着樹脂が結晶性ポリエステル樹脂と非晶性樹脂とを含み、ASTMD3418-8に準拠した示差走査熱量測定における、1回目の昇温過程での前記結晶性ポリエステル樹脂由来の吸熱ピークの温度をTm1(°C)及び該吸熱ピークに基づく吸熱量をΔH1(mW/g)、2回目の昇温過程で前記吸熱ピークに基づく吸熱量をΔH2(mW/g)、並びに軟化温度をTf1/2(°C)としたとき、Tm1が50〜80°C、Tf2/1が85〜135°Cであり、さらにこれらが下記式(1)、式(2)の関係を満たすことを特徴とする静電荷像現像用トナー。 0.35≦ΔH2/ΔH1≦0.95 ・・・ 式(1) Tf1/2≦205-(1.4×Tm1) ・・・ 式(2)
IPC (1件):
G03G 9/087
FI (1件):
G03G9/08 331
Fターム (3件):
2H005AA01 ,  2H005CA08 ,  2H005EA03
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (3件)

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