特許
J-GLOBAL ID:200903010810586622

輻輳制御方式

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山川 政樹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-224935
公開番号(公開出願番号):特開平10-070539
出願日: 1996年08月27日
公開日(公表日): 1998年03月10日
要約:
【要約】【課題】 送信レートをきめ細かく制御でき、高いスループットが得られる輻輳制御方式を提供する。【解決手段】 送信端末における送信レートACRの変動が過渡期にあるか安定期にあるかを判断する状態分析部11と、送信レートACRを生成するためのレート制御パラメータRIF,RDFを増減させるレート制御パラメータ動的制御部12とを設けて、過渡期にある場合にはRIF,RDFに一義的な初期値RIFinit,RDFinitを設定し、安定期にある場合にはRIF,RDFを徐々に低減し、これらRIF,RDFに基づいてACRを算出する。
請求項(抜粋):
現在の送信レートに所定のレート制御パラメータと最大送信レートとの積を加算し、あるいは現在の送信レートから所定のレート制御パラメータと現在の送信レートとの積を減算することにより送信端末の新たな送信レートを算出するとともに、この送信端末と受信端末とを結ぶネットワークの輻輳状態に応じて前記送信レートを制御することにより輻輳状態を回避する輻輳制御方式において、送信端末は、送信レートの変動を順次蓄積するレート変動履歴蓄積部と、このレート変動履歴蓄積部に蓄積されているレート変動履歴に基づいて所定のタイミングごとに送信レートの変動状態の安定期または過渡期を分析する状態分析部と、この状態分析部の分析結果に基づいて送信レートを算出するための新たなレート制御パラメータを設定するレート制御パラメータ動的制御部と、このレート制御パラメータ動的制御部にて設定された新たなレート制御パラメータに基づいて新たな送信レートを算出するとともに、これをレート変動履歴蓄積部に蓄積するレート算出部とを備えることを特徴とする輻輳制御方式。
IPC (2件):
H04L 12/28 ,  H04Q 3/00
FI (2件):
H04L 11/20 G ,  H04Q 3/00

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