特許
J-GLOBAL ID:200903010812622723

振動制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 古谷 栄男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-038949
公開番号(公開出願番号):特開平8-068718
出願日: 1988年11月25日
公開日(公表日): 1996年03月12日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 不規則性の高い出力信号を得ることのできる振動制御装置を提供すること。【構成】 制御演算手段からのドライブスペクトル振幅|D|は、掛け算手段20に入力され、各ラインごとにランダムな位相θが与えられ、|D|cosθ、|D|sinθ(ドライブスペクトルD)が演算される。このドライブスペクトルDは、逆FFT手段22において時間関数ディジタル信号xに逆フーリエ変換される。この時間関数ディジタル信号xは、位相シフト手段40に入力される。繰り返しの最初においては、位相シフトはされず、時間関数ディジタル信号xは、そのまま窓操作手段30に与えられる。窓操作手段30においては、窓関数211Wの掛けられた信号Xwinに変換される。窓関数の掛けられた信号Xwinは、重ね合わせ手段32に入力される。
請求項(抜粋):
供試体の加速度を測定する加速度ピックアップからの検出信号を、ディジタル信号に変換するA/D変換器、該ディジタル信号を周波数スペクトルに分析し、応答スペクトルとして出力するフーリエ変換手段、応答スペクトルと目標スペクトルとを比較し、ドライブスペクトルを求める制御演算手段、ドライブスペクトルに基づいて複数フレームの時間関数ディジタル信号を出力する複数化手段、複数化手段からの出力をアナログ信号に変換し、振動発生器に与えるD/A変換器、を備えた振動制御装置において、前記複数化手段は、ドライブスペクトルの各ラインごとにランダムな位相を与えた後、逆フーリエ変換を行う一連の操作を繰り返し、複数の時間関数ディジタル信号を得て、各時間関数ディジタル信号に窓関数を用いて窓操作を施した後、位相をずらしながら重ね合わせ、複数フレームの時間関数ディジタル信号を得るものであって、前記ランダムな位相は繰り返しの各回ごとに異なるものを用いるとともに、複数の時間関数ディジタル信号を重ね合わせる際に、各時間関数ディジタル信号の重ね合わせ先頭位置Add1を下式にしたがって決定することを特徴とする振動制御装置。Add1=(N/M)・(i-1)ここで、Tはフレームの時間長、Nは1フレームに含まれる語の数、Mは重ね合わせるフレームの数、iは重ね合わされるフレームの順に対応した1〜Mの数を示している。Add1はiに対応してAdd1,Add2,Add3・・・AddMを示している。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特公昭57-016685

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