特許
J-GLOBAL ID:200903010815705824

超磁歪アクチュエータとそれを用いたアクティブ制振装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 澤野 勝文 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-284403
公開番号(公開出願番号):特開2001-110631
出願日: 1999年10月05日
公開日(公表日): 2001年04月20日
要約:
【要約】【課題】大型の超磁歪ロッドを小さい駆動電流で伸縮させて大出力・大変位を得ることができ、重量物が振動する場合でもその振動を確実に抑えることができるようにする。【解決手段】超磁歪ロッド(3)を中心に配したヨーク(Y)の各部材(5,6,7)を強磁性材料で形成してヨーク(Y)と超磁歪ロッド(3)で閉磁気回路を構成し、内側にヨーク(Y)を組み付けた予圧フレーム(F)の各部材(10,12,13)と超磁歪ロッド(3)の自由端(3b)に設けたプッシュロッド(9)を非磁性材料で形成した。ヨーク(Y)及び超磁歪ロッド(3)からの漏洩磁束がほとんど無いので、磁界コイル(2)により生じた磁力を無駄なく有効に利用して超磁歪ロッド(3)を伸縮させることができ、少ない消費電力で大出力・大変位を得ることができる。
請求項(抜粋):
周囲に磁界コイル(2)を巻回した超磁歪ロッド(3)がヨーク(Y)の中心に配され、当該ヨーク(Y)が予圧フレーム(F)内に組み付けられた超磁歪アクチュエータであって、前記ヨーク(Y)が、超磁歪ロッド(3)の固定端(3a)となる一端側を係合支持する固定支持部材(5)と、自由端(3b)となる他端側を摺動自在に支持する摺動支持部材(6)と、これら各支持部材(5, 6)を連結する連結部材(7)から成り、前記超磁歪ロッド(3)の自由端(3b)に、その変位を外部に伝達するプッシュロッド(9)が直接的又は間接的に当接されて前記摺動支持部材(6)から突出形成され、前記予圧フレーム(F)が、前記固定支持部材(5)を係合支持する台座(10)と、前記プッシュロッド(9)を摺動自在に貫設させると共に当該プッシュロッド(9)を介して超磁歪ロッド(3)にスプリング(11)による圧縮力を付与する予圧部材(12)と、前記台座(10)及び予圧部材(12)を連結する連結部材(13)から成り、前記ヨーク(Y)を構成する各部材(5,6,7)が強磁性材料で形成されて当該ヨーク(Y)と超磁歪ロッド(3)で閉磁気回路が形成されると共に、前記プッシュロッド(9)及び予圧フレーム(F)を構成する各部材(10,12,13)が非磁性材料で形成されたことを特徴とする超磁歪アクチュエータ。
IPC (3件):
H01F 7/16 ,  F16F 15/02 ,  H01L 41/12
FI (3件):
F16F 15/02 A ,  H01L 41/12 ,  H01F 7/16 Z
Fターム (7件):
3J048AB08 ,  3J048AC08 ,  3J048AD03 ,  3J048EA38 ,  5E048AA02 ,  5E048AA08 ,  5E048AD02

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