特許

J-GLOBAL ID：200903010821617767

ディーゼルエンジン用燃料油組成物

発明者： 山本 雅晴 ,  河野 尚毅 ,  村上 直美 ,  吉田 利彦
出願人/特許権者： 東燃株式会社
代理人 (1件)： 河備 健二
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平9-058310
公開番号（公開出願番号）：特開平10-237467
出願日： 1997年02月26日
公開日（公表日）： 1998年09月08日
要約：

【要約】【課題】 高いセタン価を保持しつつ、燃焼の際に生ずる粒子状物質(パティキュレートマター、またはPM)および一酸化炭素(CO)の排気ガス中への排出量を低減したディーゼルエンジン用燃料油を提供すること。【解決手段】 鉱油を主成分とし、(a)化学式(1)で表されるジアルキルフタレート系化合物の1種または2種以上を2〜13重量%、および(b)化学式(2)で表されるグリコール・エーテル系化合物の1種または2種以上を2〜13重量%含有し、かつ(a)および(b)の合計含有量が4〜15重量%であることを特徴とするディーゼルエンジン用燃料油組成物。

請求項（抜粋）：

鉱油を主成分とし、(a)化学式(1)【化1】(ただし、R1およびR2は、炭素数が1〜8のアルキル基である。また、R1およびR2は同一であっても、異なっていてもよい。)で表されるジアルキルフタレート系化合物の1種または2種以上を2〜13重量%、および(b)化学式(2)【化2】R3O-(R5O)m-R4 (2)(ただし、R3は、炭素数が1〜4のアルキル基であり、R4は、水素原子、炭素数が1〜4のアルキル基または炭素数が2〜4の脂肪族アシル基であり、R5は、炭素数が1〜4のアルキル側鎖を有していてもよいエチレン基またはトリメチレン基であり、mは1〜4の数である。ただし、R5が炭素数が1〜4のアルキル側鎖を有していてもよいトリメチレン基の場合は、mは1の数である。またR3およびR4は、同一であっても、異なっていてもよい。)で表されるグリコール・エーテル系化合物の1種または2種以上を2〜13重量%含有し、かつ(a)および(b)の合計含有量が4〜15重量%であることを特徴とするディーゼルエンジン用燃料油組成物。

IPC (2件)：

C10L 1/02 ,  C10L 1/18

FI (3件)：

C10L 1/02 ,  C10L 1/18 C ,  C10L 1/18 Z