特許

J-GLOBAL ID：200903010825203401

アニオン系高分子界面活性剤およびその利用

発明者： 檜 森 俊 一
出願人/特許権者： 三菱油化株式会社
代理人 (1件)： 佐藤 一雄 (外2名)
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願平3-324662
公開番号（公開出願番号）：特開平5-155950
出願日： 1991年12月09日
公開日（公表日）： 1993年06月22日
要約：

【要約】【構成】 下式で示される水溶性高分子鎖と疎水性高分子鎖からなるアニオン系高分子界面活性剤、その製造法、及びその利用。はC1〜10のアルキル基、R6はH又はC1〜18のアルキル基)、R2はH又はC1〜10のアルキル基、R3はC1〜10のアルキル基、-(-M1-)n-は特定の疎水性単量体及び特定の親水性単量体から選ばれる単量体M1からの高分子構成単位で、該単位中のその量がアクリル酸換算で10重量%未満のもの、-(-M2-)m-は特定の親水性単量体及び特定の疎水性単量体から選ばれる単量体M2からの高分子構成単位で、該単位中のその量がアクリル酸換算で20重量%以上のもの、n及びmは30〜1000。)【効果】 充分な界面活性能力を有し、かつ耐水性の良い高分子界面活性剤が得られる。

請求項（抜粋）：

下記の一般式(I)で示される、水溶性高分子鎖と疎水性高分子鎖からなるアニオン系高分子界面活性剤。素数1〜10のアルキル基を、R5は炭素数1〜10のアルキル基を、R6は水素原子または炭素数1〜18のアルキル基をそれぞれ示す)を示し、R2は水素原子または炭素数1〜10のアルキル基を示し、R3は炭素数1〜10のアルキル基を示す。-(-M1-)n-は(メタ)アクリル酸エステル、カルボン酸ビニルエステルまたはスチレン系単量体である疎水性単量体、および(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリル酸塩である親水性単量体からなる群から選ばれる少なくとも一種の単量体M1より形成される高分子構成単位で、かつこの高分子構成単位中に含まれるその量がアクリル酸換算で10重量%未満のものを示す。-(-M2-)m-は(メタ)アクリル酸または(メタ)アクリル酸塩である親水性単量体、および(メタ)アクリル酸エステル、カルボン酸ビニルエステルまたはスチレン系単量体である疎水性単量体からなる群から選ばれる少なくとも一種の単量体M2より形成される高分子構成単位で(ただし、-(-M1-)n-が疎水性単量体の有意量からなって疎水性である場合は、-(-M2-)m-は親水性単量体の有意量からなって親水性であり、-(-M1-)n-が親水性単量体の有意量からなって親水性である場合は、-(-M2-)m-は疎水性単量体の有意量からなって疎水性である)、かつこの高分子構成単位中に含まれるその量がアクリル酸換算で20重量%以上のものを示す。nおよびmはそれぞれ30〜1000の自然数を示す。上記で(メタ)アクリルとは、アクリルおよびメタクリルの両者をいうものである。)

IPC (3件)：

C08F293/00 MRC ,  B01F 17/52 ,  C08F 2/50 MDN