特許
J-GLOBAL ID:200903010831418029

ガス成分の回収方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-187985
公開番号(公開出願番号):特開平5-200227
出願日: 1992年07月15日
公開日(公表日): 1993年08月10日
要約:
【要約】 (修正有)【目的】 ガス混合物から溶剤を凝縮させることによる溶剤不活性キャリアガス混合物からの蒸発された溶剤の回収方法を提供する。【構成】 揮発性成分、不活性キャリアガス、水蒸気、および酸素を不純物として含む不活性ガス置換ガスソースから、水分を吸着する工程、実質的にすべての揮発性成分を凝縮する工程、水分と揮発性成分を含まないガス流れを加熱する工程、加熱されたガス流れで吸着器をパージし、パージガスと脱着された水分を廃棄する工程を含む連続プロセスにより揮発性成分を回収する方法。これにより、原料から除去された不活性ガスは酸素を含まない不活性ガスで補充され、原料中の酸素濃度を最小にする。
請求項(抜粋):
第一のガス成分、第一のガス成分よりも低い沸点を有する少なくとも一つの不活性ガス成分、第一のガス成分よりも高い凝固点を有する少なくともひとつの第一のガス不純物、および第一のガス成分と化学反応する非凝縮性のガス不純物を含む、ガス流れから第一のガス成分を回収する方法であって、(a)前記の第一のガス不純物を選択的に吸着する吸着剤を含む第一の吸着ゾーンに前記ガス流れを通し、該第一のガス不純物を除去する工程、(b)前記の第一の吸着ゾーンから第一のガス不純物を除去したガス流れを取りだし、熱交換ゾーンを第一のガス成分の沸点以下に保持しつつ通過させ、ガス流れから第一のガス成分を凝縮させ、前記の少なくとも一つのガス不純物と前記第一のガス成分を実質的に除去したガス流出流れを製造する工程、(c)前記ガス流出流れの少なくとも一部を約90°C以上に加熱する工程、(d)前記の加熱された流出流れを、前記の少なくとも一つの第一のガス不純物を吸着物質として含む、前記の少なくとも一つの第一のガス不純物を選択的に吸着する吸着剤を含む第二の吸着ゾーンに通し、該少なくとも一つの第一のガス不純物を第二の吸着ゾーンからパージする工程、および、(e)第一の吸着ゾーン内の、前記の少なくとも一つの第一のガス不純物の量が所定レベルに達したら、第一の吸着ゾーンと第二の吸着ゾーンの役割を反対にし、前記の少なくとも一つの第一のガス不純物が第二の吸着ゾーンで吸着され、第一の吸着ゾーンで脱着されるようにする工程、を含み、工程(a)から(e)を繰り返し、前記ガス流れから前記の第一のガス成分を連続的に回収する前記方法。
IPC (3件):
B01D 53/04 ,  B01D 53/26 101 ,  B01D 53/34 117

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