特許
J-GLOBAL ID:200903010836366841

内燃機関の蒸発燃料制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 碓氷 裕彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-121764
公開番号(公開出願番号):特開平5-321711
出願日: 1992年05月14日
公開日(公表日): 1993年12月07日
要約:
【要約】【目的】 パージが行われたときの内燃機関の空燃比の乱れを防止する。【構成】 内燃機関の蒸発燃料制御装置において、キャニスタ37と制御弁40との間に蒸発燃料中の酸素濃度を検出する酸素濃度センサ46を設ける。このセンサ46で検出された酸素濃度より、蒸発燃料中の燃料成分密度を算出する。一方、内燃機関の吸気負圧と制御弁40の開度とから蒸発燃料流量を算出する。この燃料成分密度と蒸発燃料流量とから、サージタンク35内へ供給される蒸発燃料中の燃料成分重量を算出する。この燃料成分重量だけ、内燃機関の燃料噴射弁4の噴射量を減量補正する。これによって、パージした時点の内燃機関の空燃比が乱れることを防止できる。
請求項(抜粋):
燃料タンクと連通し、前記燃料タンクの蒸発燃料を内燃機関の吸気系ヘ供給する放出通路と、前記放出通路を開閉し前記吸気系への蒸発燃料流量を調整する開閉手段と、前記燃料タンクと前記開閉手段との間の前記放出通路に設けられ、前記吸気系へ供給される蒸発燃料中の酸素濃度を検出する酸素濃度検出手段と、前記開閉手段の開度と内燃機関の運転状態とから蒸発燃料流量を算出する蒸発燃料流量算出手段と、前記酸素濃度検出手段で検出された酸素濃度から蒸発燃料中の燃料成分密度を算出する燃料成分密度算出手段と、前記蒸発燃料流量算出手段より算出された蒸発燃料流量と、前記燃料成分密度算出手段より算出された燃料成分密度とから蒸発燃料中の燃料成分重量を算出する燃料成分重量算出手段と、前記燃料成分重量算出手段より算出された燃料成分重量だけ、前記内燃機関の燃料噴射弁から噴射される燃料噴射量を減量補正する制御手段と、を備えたことを特徴とする内燃機関の蒸発燃料制御装置。
IPC (4件):
F02D 41/02 330 ,  F02D 41/04 330 ,  F02M 25/08 301 ,  F02M 25/08

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