特許
J-GLOBAL ID:200903010838098879
移動体通信システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
本田 崇
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-325603
公開番号(公開出願番号):特開平9-163443
出願日: 1995年12月14日
公開日(公表日): 1997年06月20日
要約:
【要約】【課題】 各基地局をトラフィック量の変化に対応してその送信出力を可変とすることにより、過剰な設備を持つ必要をなくして設備効率を向上させること。【解決手段】 センター局3は各基地局のCPU18から各基地局のトラフィック量をサイクリックに収集する。センター局3は収集した各基地局のトラフィック量からトラフィックが閾値を越えた例えば基地局CS2を見付けると、この基地局の周辺の基地局で最もトラフィック量が小さい例えば基地局CS1にその送信出力増大命令を出す。この命令を受けた基地局CS1のCPU18はアッテネータ16の減衰レベルを減少させて、送信信号の出力レベルを増大させてそのサービスエリアを拡大し、基地局CS2のサービスエリアとの重複領域を広げて、基地局CS2のサービスエリア内の移動体端末の通信の一部を基地局CS1が受け持つことにより、基地局CS2のトラフィックを閾値以下に下げて、移動体端末の通信を常に円滑に行う。
請求項(抜粋):
情報の送受信を行う移動体端末と、これら移動体端末相互間或いは、公衆回線網との通信を中継する複数の基地局と、前記公衆回線網に接続されて前記各基地局の制御を行うセンター局とを有する移動体通信システムにおいて、前記各基地局に、送信出力レベルを変化可能な送信出力回路と、この送信出力回路から出力される送信信号レベルの大きさを前記センター局からの指令により制御する出力制御手段とを具備すると共に、前記センター局に、前記基地局の出力制御手段に前記公衆回線網を通して送信出力可変指令を出すトラフィック制御手段とを具備したことを特徴とする移動体通信システム。
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