特許
J-GLOBAL ID:200903010840060986

溶接部位の部分応力緩和方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 萼 経夫 (外3名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-311828
公開番号(公開出願番号):特開平11-147193
出願日: 1997年11月13日
公開日(公表日): 1999年06月02日
要約:
【要約】【課題】 溶接部位に部分的に発生した引張残留応力を容易に同一工程内で緩和することができる溶接部位の部分応力緩和方法を提供する。【解決手段】 母材1にブラッケット2をすみ肉溶接し、形成されたビード部3の側端縁から距離Lだけ離れた箇所の母材1の表面に、母材1へのブラケット2のすみ肉溶接と同時にあるいはこのすみ肉溶接後に、このすみ肉溶接と同じ工程において、母材1へのブラケット2のすみ肉溶接と同様の溶接棒5を用いるアーク溶接等により部分加熱する。母材1のすみ肉溶接による引張残留応力は、部分加熱による圧縮残留応力が加えられることにより、相殺され緩和される。
請求項(抜粋):
母材を溶接により互いに接合した以後、該溶接により引張残留応力が発生した位置に圧縮残留応力を発生させる部分加熱を行うことを特徴とする溶接部位の部分応力緩和方法。

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