特許
J-GLOBAL ID:200903010840220657
耐疲労き裂伝播特性に優れた厚鋼材とその製造方法
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (2件):
田中 久喬
, 内藤 俊太
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2002-308402
公開番号(公開出願番号):特開2004-143504
出願日: 2002年10月23日
公開日(公表日): 2004年05月20日
要約:
【課題】溶接構造部材に用いられる引張強さが400MPa級以上の、硬質第二相によって母材の耐疲労き裂伝播特性を向上させた厚鋼材において、耐疲労き裂伝播特性が疲労き裂の進展方向によって大きく変化しない、即ち、疲労特性の異方性が小さく、かつ、いずれの方向の耐疲労き伝播特性にも優れた厚鋼材を提供する。【解決手段】所定の化学組成を有し、かつ、軟質相がフェライト、焼戻しベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上から構成され、かつ平均ビッカース硬さが150以下であり、硬質第二相がベイナイト、マルテンサイト、焼戻しベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上から構成され、かつ平均ビッカース硬さが250以上であり、さらに硬質第二相の粒界占有率が0.5以上とする。【選択図】 なし
請求項(抜粋):
質量%で、
C :0.04〜0.3%、
Si:0.01〜2%、
Mn:0.1〜3%、
Al:0.001〜0.1%、
N :0.001〜0.01%、
P:0.02%以下、
S :0.01%以下を含有し、
残部が鉄及び不可避不純物からなり、軟質相と該軟質相を網目状に囲む硬質第二相からなる二相組織を有し、該軟質相と硬質第二相とが以下の条件を全て満足する耐疲労き裂伝播特性に優れた厚鋼材。
▲1▼軟質相がフェライト、焼戻しベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上から構成され、かつ平均ビッカース硬さが150以下であること。
▲2▼硬質第二相がベイナイト、マルテンサイト、焼戻しベイナイト、焼戻しマルテンサイトの1種または2種以上から構成され、かつ平均ビッカース硬さが250以上であること。
▲3▼下記(1)式で示される、硬質第二相の粒界占有率が0.5以上であること。
IPC (4件):
C22C38/00
, C21D8/02
, C22C38/06
, C22C38/58
FI (5件):
C22C38/00 301A
, C22C38/00 302Z
, C21D8/02 B
, C22C38/06
, C22C38/58
Fターム (34件):
4K032AA01
, 4K032AA02
, 4K032AA04
, 4K032AA05
, 4K032AA08
, 4K032AA11
, 4K032AA12
, 4K032AA14
, 4K032AA15
, 4K032AA16
, 4K032AA17
, 4K032AA19
, 4K032AA20
, 4K032AA21
, 4K032AA22
, 4K032AA23
, 4K032AA24
, 4K032AA27
, 4K032AA29
, 4K032AA31
, 4K032AA32
, 4K032AA33
, 4K032AA35
, 4K032AA36
, 4K032AA37
, 4K032AA39
, 4K032AA40
, 4K032BA01
, 4K032CA03
, 4K032CC04
, 4K032CD02
, 4K032CD03
, 4K032CF01
, 4K032CF03
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