特許
J-GLOBAL ID:200903010843931180

トラクターにおける動力取出軸

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田中 幹人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-056915
公開番号(公開出願番号):特開平10-231846
出願日: 1997年02月24日
公開日(公表日): 1998年09月02日
要約:
【要約】【課題】 鍛造一体成形による加工時間の短縮とともに、爪クラッチの軸芯の精度を向上させ、しかもスプライン軸を爪クラッチ側に導入した際にスプラインの山及びスプライン溝の傷付きや破損のない動力取出軸を提供することを目的とする。【解決手段】 爪クラッチ1のスプラインの山5は、開口面6に近接する部分で径方向に拡開して先端部を細くした傾斜面5aとし、この傾斜面5aを開口面6に達する位置まで延長して形成するとともに、スプライン軸3のスプラインの山8の先端部を径方向に縮小するとともに先端部を細くした傾斜面8aとして形成してある。この爪クラッチ本体1と複数個のスプラインの山5及びスプライン溝2は特殊鋼を用いて鍛造一体成形し熱処理を施してあり、爪クラッチ本体1の開口面に相対する側のスプライン軸3に、スプラインの山8を一定長だけ除去した平坦部3aを設けてある。
請求項(抜粋):
一端に開口面を有する爪クラッチの内壁面に、長手方向に沿って平行な複数個のスプラインの山と、該スプラインの山の中間部にスプライン溝を形成する一方、作業機械側のスプライン軸の外壁面に、長手方向に沿って平行する複数個のスプラインの山と、該スプラインの山の中間部にスプライン溝を形成して、上記スプライン軸をトラクター出力軸に設置した爪クラッチに導入して、トラクターの動力を作業機械側に伝えるようにした動力取出軸において、上記爪クラッチを特殊鋼を用いて鍛造一体成形し熱処理を施して形成したことを特徴とするトラクターにおける動力取出軸。
IPC (2件):
F16D 1/02 ,  B60K 17/28
FI (2件):
F16D 1/02 M ,  B60K 17/28 C

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