特許
J-GLOBAL ID:200903010848158977

無段変速機のプーリ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 池田 治幸
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-330555
公開番号(公開出願番号):特開2002-130434
出願日: 2000年10月30日
公開日(公表日): 2002年05月09日
要約:
【要約】【課題】 回転体(シーブ)の背面側に油圧アクチュエータ構成部材をかしめ着けすることに起因して回転体の摺動面の真直度が損なわれたり、面精度の低下したりすることのない無段変速機のプーリを提供する。【解決手段】 CVT10において、可変プーリ20、22の可動回転体28、34はその背面に回転軸心方向に突き出すように形成された環状のかしめ突起70、80を備え、そのかしめ突起70、80がその外側に嵌合されたフランジ68、78に向かってかしめ変形させられることにより、可動回転体28、34の背面に油圧アクチュエータ30、36の構成部材である可動部材44、56が同心にかしめ着されている。このため、かしめ突起70、80の変形は略径方向となることから、可動回転体28、34の円錐状の摺動面40、52には殆ど影響しないので、可動部材44、56をかしめ着けすることに起因して可動回転体28、34の円錐状の摺動面40、52の真直度が損なわれたり、面精度が低下したりすることが好適に抑制される。
請求項(抜粋):
円錐状摺動面を有する1対の円盤状回転体から成り、該1対の円盤状回転体の間に形成されたV溝に伝動ベルトが巻き掛けられる形式の無段変速機のプーリであって、外周壁と該外周壁の一端部から径方向に突き出す環状のフランジとを有し、前記円盤状回転体の背面に油室を形成するために該背面に固定される油圧アクチュエータ構成部材と、前記円盤状回転体の背面に回転軸心方向に突き出すように形成され、前記フランジが嵌合された状態で該フランジ側に向かって変形させられることにより該背面に前記油圧アクチュエータ構成部材を同心にかしめ着する環状のかしめ突起とを、含むことを特徴とする無段変速機のプーリ。
IPC (4件):
F16H 55/49 ,  B21D 39/00 ,  B21D 53/26 ,  F16H 9/18
FI (4件):
F16H 55/49 ,  B21D 39/00 D ,  B21D 53/26 B ,  F16H 9/18 B
Fターム (11件):
3J031AB03 ,  3J031BA04 ,  3J031BA20 ,  3J031BC02 ,  3J031BC10 ,  3J031CA02 ,  3J050AA02 ,  3J050BA03 ,  3J050BB13 ,  3J050CB01 ,  3J050CB09

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