特許
J-GLOBAL ID:200903010855472873

脊椎固定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-516164
公開番号(公開出願番号):特表平8-505304
出願日: 1994年01月04日
公開日(公表日): 1996年06月11日
要約:
【要約】脊椎の変形及び異常を矯正するための脊椎移植装置(20)は、数個の椎骨レベルを跨ぎ、脊椎フック(25)の如き多数の固定素子を支持する細長い脊椎ロッド(21)を有する。固定素子の少なくともいくつかは、椎骨係合部分から突出し、ロッドコネクタ(28)により脊椎ロッドに連結される細長いステム(26)を備え、ロッドコネクタは脊椎ロッドを貫通収容するようになったロッドチャンネル(37)と、ステムを貫通収容するようになったステムボア(49)と、ネジボア(54)とを備えた一部品本体を有する。ステムボアとロッドチャンネルとがロッドと固定素子のステムとの接触を可能にするように交差し、ネジボアはロッドチャンネル又はステムボアと交差して、ネジボア内に螺入された止めネジ(58)を脊椎ロッド又は固定素子のステムに当接させる。ロッドチャンネルはチャンネル開口(48)を備え、ロッドコネクタの上方からの装填を可能にする。
請求項(抜粋):
脊椎の変形及び異常を矯正するための脊椎移植装置において、 患者の脊柱に隣接して数個の椎骨レベルにわたって延びるように取り付けられるような形状を有する細長い脊椎ロッドと; 多数の椎骨レベルにおいて椎骨に係合する多数の固定素子であって、各固定素子が椎骨係合部分と、この椎骨係合部分から延びた細長いステムとを有する多数の固定素子と; 上記各固定素子を上記脊椎ロッドに連結するための多数のロッドコネクタ手段と;を備え、上記各ロッドコネクタ手段が、 上記脊椎ロッドを貫通収容するようになったロッドチャンネルと、上記ステムを貫通収容するようになったステムボアと、ネジボアとを備えた本体を有するコネクタと; 上記ネジボアに受け入れられるようになった止めネジと;から成り、 上記ステムボアが上記本体を貫通するような長さを有し、上記ロッドチャンネルが、上記脊椎ロッドを当該ロッドチャンネル内に収容し上記ステムを当該ステムボア内に収容したときに、当該脊椎ロッドと当該ステムとの接触を可能にするために、上記長さの一部に沿って該ステムボアと交差しており、 上記ネジボアが、上記止めネジを当該ネジボア内に螺入したときに当該止めネジと上記脊椎ロッド又は上記ステムとの接触を許容するように、上記ロッドチャンネル又は上記ステムボアと交差しており、 上記止めネジを上記ネジボア内に螺入したときに、上記ステムと上記脊椎ロッドとがクランプ係合せしめられ、当該脊椎ロッドと上記固定素子との間の相対運動を抑制することを特徴とする脊椎移植装置。

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