特許
J-GLOBAL ID:200903010861572340

組電池の異常判定装置および異常判定方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平11-066222
公開番号(公開出願番号):特開2000-260481
出願日: 1999年03月12日
公開日(公表日): 2000年09月22日
要約:
【要約】【課題】 充放電のパターンや温度の変化に拘わらず簡易な計算により正確に組電池の異常を判定する。【解決手段】 組電池を構成する各単位電池の電圧のうちの最大値と最小値との偏差ΔVを求め(S120,S130)、これを組電池に流れる電流Iと対の値として複数記憶する(S140)。電圧の偏差ΔVと電流Iとの関係を直線関係として捉えると、その傾きΔRが内部抵抗の偏差に相当することから、傾きΔRを最小二乗法により求め(S170)、この傾きΔRの大きさによって組電池の異常を判定する(S200)。充放電のパターンによる起電圧の変動、温度変化による起電圧の変動は電圧の偏差ΔVを求める際に相殺されることにより考慮されているから、より正確に組電池の異常を判定することができる。
請求項(抜粋):
複数の電池を直列に接続してなる組電池の異常を判定する異常判定装置であって、前記複数の電池の各々の電圧を計測する電圧計測手段と、前記組電池を流れる電流を計測する電流計測手段と、所定のタイミングで、前記電圧計測手段により計測された前記各々の電圧を入力し、該入力した各々の電圧のうちの最大値と最小値との偏差を演算する偏差演算手段と、前記所定のタイミングと同一のタイミングで、前記電流計測手段により計測された電流を入力すると共に、該入力した電流と前記偏差演算手段により同一のタイミングで読み込まれた前記各々の電圧から演算された偏差とを対の値として複数記憶する記憶手段と、該記憶された複数の対の値に基づいて前記組電池の異常を判定する異常判定手段とを備える異常判定装置。
IPC (4件):
H01M 10/42 ,  G01R 31/36 ,  H02J 7/00 ,  H02J 7/02
FI (4件):
H01M 10/42 P ,  G01R 31/36 A ,  H02J 7/00 Y ,  H02J 7/02 H
Fターム (26件):
2G016CB05 ,  2G016CB06 ,  2G016CB13 ,  2G016CB31 ,  2G016CC01 ,  2G016CC02 ,  2G016CC06 ,  2G016CC21 ,  2G016CC27 ,  2G016CC28 ,  2G016CD01 ,  2G016CD02 ,  2G016CD03 ,  2G016CE00 ,  2G016CE03 ,  5G003BA03 ,  5G003EA08 ,  5G003GC05 ,  5H030AA06 ,  5H030AS20 ,  5H030BB00 ,  5H030FF00 ,  5H030FF41 ,  5H030FF42 ,  5H030FF43 ,  5H030FF52
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 蓄電池の作動方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平7-228776   出願人:松下電器産業株式会社

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