特許
J-GLOBAL ID:200903010862362013

レート応答型ペースメーカ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 増井 重弘
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-339456
公開番号(公開出願番号):特開平6-205843
出願日: 1992年11月27日
公開日(公表日): 1994年07月26日
要約:
【要約】【目的】 実際には非線形的な応答特性を示す身体的活動と心拍応答との関係を実体に則して精度良く表現し、且つ、制御パラメータの自動的な調整を可能とするレート制御アルゴリズムを用いてレート制御を行い、医師のプログラミングが軽減され、しかも実体に則して個人差を反映したレート制御が可能な心臓ペースメーカを得ることにある。【構成】 身体的活動と心拍応答との非線形的な関係を同定し、患者の生理的需要に対して心臓のペースメーカが適切な調整レートを出力するためのレート制御規則を学習により自律的に獲得する特徴を有するニューラルネットワークの手法を適用する。これにより、現実の生体に於ける身体的活動に相応した心拍応答特性を持つレート制御アルゴリズムが利用可能となることが明らかであると共に、心臓ペースメーカの制御パラメータの調整が自動的に行われる。
請求項(抜粋):
患者の身体的活動を検出する生理センサから成る信号入力部と、信号入力部からの入力信号を演算処理して心臓に伝達するレート制御量を決定するマイクロプロセッサとメモリ素子とから成る信号処理部と、信号処理部で定められたレート制御量の制御信号を発生する整調パルス発生器から成る信号出力部とから構成される心臓ペースメーカに於いて、信号処理部にニューラルネットワークを用いて身体的活動と心拍応答の関係を実体に則して同定し、整調レートを出力するためのレート制御規則を学習により自律的に獲得し、前記入力信号部からの入力信号をこの学習規則に基づいた学習結果から逐次最適なレート制御量として算出し、最適整調レートの出力を可能にしたことを特徴とするレート応答型ペースメーカ。
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特開平4-279175

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