特許
J-GLOBAL ID:200903010868028646

モータのステータ作製方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 吉田 研二 (外2名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平8-214488
公開番号(公開出願番号):特開平10-066314
出願日: 1996年08月14日
公開日(公表日): 1998年03月06日
要約:
【要約】【課題】 スロット内に挿入される線材の占積率を向上するために線材に平角線を使用すると、非スロット挿入部がステータコアから大きく突出張り出し、ステータが大型化すると共に、コイルピースが他の部分と干渉し被覆損傷を起こす。【解決手段】 平角線を所定回数巻回した後、スロット挿入部(コイルサイド)12,14を個別にクランプし、一方を巻回方向と直交する方向に180°回転させて、コイルエンド16,18にねじれ部を形成する。そして、ねじれ部を略平行配置しなからコイルサイド12,14を順次所定スロットに挿入して、ステータを完成させる。この時、ねじれ部がステータコアの軸方向に傾くためステータコアからの突出高さが低くなり、ステータを小さくできる。また、隣接するコイルピースのねじれ部が略平行に配置され、コンパクトな配置が可能になると共にコイルピース10同士の接触がなくなり平角線の被覆損傷を防止できる。
請求項(抜粋):
複数のスロットが形成されたモータのステータコアの所定スロット隔てた2スロット間にあらかじめコイル形状に形成されたコイルピースを順次挿入してなるモータのステータ作製方法において、平角線をコイル状に巻回してコイルピースを形成する工程と、前記コイルピースの非スロット挿入部を所定角度ねじって、ねじれ部を形成する工程と、各コイルピースのねじれ部を略平行配置しなから非ねじれ部分を順次所定スロットに挿入する工程と、を含むこと特徴とするモータのステータ作製方法。

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