特許
J-GLOBAL ID:200903010871005711

燃料電池用シール構造体の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 野本 陽一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-335327
公開番号(公開出願番号):特開2008-147103
出願日: 2006年12月13日
公開日(公表日): 2008年06月26日
要約:
【課題】燃料電池セルの厚さ方向両側を構成する多孔質体へのガスケット成形用ゴム材料の含浸による発電領域の減少を適切に制限し、製造上のロバスト性を向上させる燃料電池用シール構造体の製造方法を提供する。【解決手段】多孔質体20のうち、発電体1の端面1aから所定幅の領域に、低粘度又は液状のゴム又は樹脂からなる目止め材を含浸して含浸部21を形成し、その後、又はその前に発電体1の端面1aに発電体1の平面延長方向に対する係合面1cを持った凹部1bを所定間隔で形成し、この発電体1を金型内にセットして金型内面を含浸部21に密接させ、前記端面1aと金型内面との間に画成されたキャビティに成形用ゴム材料を充填して架橋硬化させることによって、発電体1にしっかり密着係合された状態で接合されたガスケット3を成形する。【選択図】図6
請求項(抜粋):
燃料電池セルの発電体(1)にその平面延長方向を向いた端面(1a)に沿ってガスケット(3)を一体的に設けた燃料電池用シール構造体の製造において、 前記発電体(1)の厚さ方向両側部分を構成する多孔質体(20,13)のうち、前記端面(1a)から所定幅(W)の領域に、低粘度又は液状のゴム又は樹脂からなる目止め材を含浸して架橋硬化させることにより含浸部(21,131)を形成する工程と、 その後、前記発電体(1)の端面(1a)に前記平面延長方向に対する係合面(1c)を持った凹部(1b)を所定間隔で形成する工程と、 前記発電体(1)を金型(4)内にセットしてこの金型(4)の内面を前記含浸部(21,131)に密接させ、前記端面(1a)と前記金型(4)の内面との間に画成されたキャビティ(43)に成形用ゴム材料を充填して架橋硬化させる工程と、 を備えることを特徴とする燃料電池用シール構造体の製造方法。
IPC (2件):
H01M 8/02 ,  H01M 8/10
FI (2件):
H01M8/02 S ,  H01M8/10
Fターム (6件):
5H026AA06 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026BB10 ,  5H026CX08 ,  5H026EE18
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 燃料電池用構成部品
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-185923   出願人:エヌオーケー株式会社

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