特許
J-GLOBAL ID:200903010876080304

高温クリープ強度の優れたマルテンサイト系耐熱鋼の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 田村 弘明 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平7-028518
公開番号(公開出願番号):特開平8-225833
出願日: 1995年02月16日
公開日(公表日): 1996年09月03日
要約:
【要約】【目的】 本発明はWとCoを多く含有し、マルテンサイト単相組織を有する耐熱鋼で顕著な、残留オーステナイトの生成を防止して、高いクリープ破断強度を有するマルテンサイト系耐熱鋼を供給するものである。【構成】 質量%で、C:0.01〜0.30%、Si:0.01〜0.80%、Mn:0.20〜1.50%、Cr:8.00〜13.00 %未満、Mo:0.01〜3.00%、W:0.10〜5.00%、Co:0.05〜6.00%、V:0.002〜0.800 %、Nb:0.002〜0.500 %、N:0.002〜0.150 %を含有し、更に、Ni:0.10〜2.00%、Cu:0.10〜2.00%、B:0.0005〜0.01%の少なくとも1種を含有した鋼を素材とし、オーステナイト相での焼準処理後の焼き戻しを、一次処理として 600〜650 °Cで10分以上保定し、続いて二次処理として 750〜800 °Cで10分以上保持する製造工程を経て製造することを特徴とする。
請求項(抜粋):
質量%で、C :0.01〜0.30%、Si:0.01〜0.80%、Mn:0.20〜1.50%、Cr:8.00〜13.00%未満、Mo:0.01〜3.00%、W :0.10〜5.00%、Co:0.05〜6.00%、V :0.002〜0.800%、Nb:0.002〜0.500%、N :0.002〜0.150%を含有し、P :0.030%以下、S :0.010%以下、O :0.020%以下に制限し、残部がFeおよび不可避の不純物よりなる鋼を素材とし、オーステナイト相での焼準処理後の焼き戻しを、一次処理として600〜650°Cで10分以上保定し、続いて二次処理として750〜800°Cで10分以上保持することを特徴とする、高温クリープ強度の優れたマルテンサイト系耐熱鋼の製造方法。
IPC (4件):
C21D 6/00 101 ,  C22C 38/00 302 ,  C22C 38/30 ,  C22C 38/54
FI (4件):
C21D 6/00 101 K ,  C22C 38/00 302 Z ,  C22C 38/30 ,  C22C 38/54

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