特許
J-GLOBAL ID:200903010882321518

ダンパーディスク

発明者:
出願人/特許権者:
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-077457
公開番号(公開出願番号):特開平7-286626
出願日: 1994年04月15日
公開日(公表日): 1995年10月31日
要約:
【要約】【目的】 小さなヒステリシスを発生する捩じれ角度範囲の経時変化をダンパーディスクの重量や製造コストを増大させることなく抑制できるダンパーディスクを提供する。【構成】 デイスクプレート11に形成した複数の膨出突起11bを第1のスラストプレート16の外周に形成した複数の切欠16aに係合させることにより第1のスラストプレート16をディスクプレート11に対して所定角度範囲内で相対回転自在に連結し、デイスクプレート11と第1のスラストプレート16との間に低摩擦係数摩擦材板を介挿する。
請求項(抜粋):
従動軸に連結するための内スプライン歯を有したハブと、このハブの外周に一体形成されたフランジ部の一側にてハブに相対回転可能に支承されており且つ駆動軸に連結されるディスクプレートと、前記フランジ部の他側にハブと相対可能可能に配置されており且つハブ軸方向の連結ピンにより前記ディスクプレートに一体回転するように連結されているサブディスクプレートと、前記フランジ部に形成された一対のトルク伝達面と前記ディスクプレートおよび前記サブディスクプレートに形成された一対のトルク伝達面の間に配置されたトルク伝達用弾性部材と、前記フランジ部の内周寄り部分と前記両ディスクプレートの内周寄り部分との間に介挿されたヒステリシス機構とを備えたダンパーディスクであって、前記ヒステリシス機構は、前記フランジ部と前記ディスクプレートとの間に介挿にされている第1のスラストプレートと、この第1のスラストプレートの外周に形成された複数の切欠とこれら切欠と係合するように前記ディスクプレートに形成された複数の膨出突起とで構成されていて前記第1のスラストプレートを前記ディスクプレートに対して所定角度だけ相対回転自在に且つハブ軸方向には相対移動自在に連結する第1の連結手段と、前記第1のスラストプレートと前記ディスクプレートとの間に介挿されている低摩擦係数摩擦材板と、前記第1のスラストプレートと前記フランジ部の間に介挿されている高摩擦係数摩擦材板と、前記フランジ部と前記サブディスクプレートとの間に介挿されている第2のスラストプレートと、この第2のスラストプレートを前記サブディスクプレートに対して常時一体回転するがハブ軸方向には相対移動自在に連結する第2の連結手段と、前記第2のスラストプレートと前記サブディスクプレートとの間に撓んだ状態に介挿されているばね部材と、前記第2のスラストプレートと前記フランジ部との間に介挿されている摩擦材板とから構成されているものであることを特徴とするダンパーディスク。

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