特許
J-GLOBAL ID:200903010885960937

超電導線の接続方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 高田 守
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平4-230778
公開番号(公開出願番号):特開平6-076913
出願日: 1992年08月31日
公開日(公表日): 1994年03月18日
要約:
【要約】【目的】 超電導特性を劣化させることのない超電導線の接続方法を得る。【構成】 一対の超電導線19の外周に外装部材21をそれぞれ嵌挿し接合側と相反する側を気密固着する。そして内部が不活性ガス雰囲気中を有するチャンバ24内に挿入し、両超電導線19の接続面20と外装部材21の接合面との清浄を行った後、ただちに超電導フィラメント17の突出面同士を密着させ、両外装部材21に超電導フィラメント17の突出面間部に圧縮応力(1kg/mm2以下)がかかるような圧力を付加することにより外装部材21同士を固相接合させて超電導線19を接続する。
請求項(抜粋):
超電導フィラメントと安定化材とから成る一対の超電導線の接続端部の上記安定化材を除去することにより上記各超電導線フィラメントを突出させる工程、一方の上記超電導線の外周に摺動可能なリング状の外周部材を嵌挿させる工程、上記両超電導線の端面を真空中又は不活性ガスの雰囲気中にて清浄する工程、清浄された上記各超電導フィラメントの端面同士を密着させる工程、上記両超電導線の端部を介し、上記超電導線同士に跨るように上記外装部材を摺動させる工程、上記外装部材の一端を一方の上記超電導線に気密固着させる工程、上記外装部材の他端側を、密着された上記各超電導フィラメントの端面間に圧縮応力(1kg/mm2以下)が印加可能な力で引っ張った状態で、上記外装部材の他端側を他方の上記超電導線に気密固着させる工程、を有することを特徴とする超電導線の接続方法。

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