特許
J-GLOBAL ID:200903010893013513

可変オリフィス逆止弁を有する液圧テンショナ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 湯浅 恭三 (外6名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平5-115855
公開番号(公開出願番号):特開平6-042598
出願日: 1993年05月18日
公開日(公表日): 1994年02月15日
要約:
【要約】【目的】 流体圧が低いとき或いはゼロでもチエーンその他にある程度の張力を与え得る液圧テンショナを得る。【構成】 液圧テンショナは、ハウジング24の取り付け空洞23内に滑り可能に嵌められかつばね26及び流体により突出方向に偏倚されたプランジャ22を有する。流体を取り付け空洞内に流してプランジャを突出させるが空洞から外に流さない可変オリフィス逆止弁1が配置されている。可変オリフィス逆止弁1はばねコイルが通常接触している円筒状圧縮ばね2でよい。ばね2は、一端に上ばねキャップ7を、他端に下ばねリテーナ4を有している。上ばねキャップ7及び下ばねリテーナ4はばねのそれぞれの端部にモールドされている。このような構造により、上ばねキャップ7及び下ばねリテーナ4はばねに確実に固定される。プランジャ22には円筒状の内側ラチェット20によって機械式非戻り能力が与えられ、そのラチェットは取り付け空洞23内に配置されかつプランジャが係合する二つの螺旋開口28を有する。
請求項(抜粋):
回転する部材間の巻掛け伝動装置用の液圧テンショナにおいて、流体が満たされた第1のチャンバ(23)及び流体が満たされた第2のチャンバ(51)を有し、第2のチャンバが大気と連通しているハウジング(24)と、前記第1のチャンバ(23)内に配置されかつ伝動装置に当接して回転する部材間の張力を調節するように前記第1のチャンバから伸びることができるプランジャ(22)と、前記プランジャ(22)を前記伝動装置の方向に偏倚するばね(26)と、前記第2のチャンバ(51)から前記第1のチャンバ(23)に流体を流しかつ前記第1のチャンバ(23)から前記第2のチャンバ(51)に流体を流さないように配置された弾性装置(2)を有する可変オリフィス逆止弁(1)であって、前記第2のチャンバ内の前記流体が少なくとも第1の圧力に達したとき前記第2のチャンバ(51)から前記第1のチャンバ(23)に流体を流す可変オリフィス逆止弁と、を備えた液圧テンショナ。
引用特許:
審査官引用 (4件)
  • 特許第1018211号
  • 特許第1018211号
  • 特開平2-225848
全件表示

前のページに戻る